リニューアルした『スタジオボイス』のミニマル特集号を立ち読み。デザインは革新的なリニューアルなのかもしれないけど、内容のほうは旧態依然の予定調和っぷりで、読んでていらいらです。新連載に、菊地成孔×湯山玲子、辛酸なめ子、Chim↑Pom、中原昌也とか。とくに、中原昌也のいつもの中原節が巻末に何ページもだらだらと載っているのは、いかにも「サブカル」業界的なくささを出してしまっていて、どうかと思う。対してChim↑Pomは1ページのみで、話題になったから一応目配せしとくって感じですよね(Chim↑Pomなら太田出版の『本人 vol.9』や『クイックジャパン』のほうが全然いい)。新しくはじまった埋もれた名盤コーナーは『G-Modern』の焼き直しだし、豊田道倫のレビューに松本亀吉とかって、単なるサブカル条件反射な人選でしかない。ひっかかりをまったく感じさせない、異物が紛れ込んでいない雑誌はつまらない。
青桐ナツのサイン本をもとめて、ヨドバシ秋葉の有隣堂へ。9時過ぎに到着。
建物をぐるりと回ると、ひとつの入口だけに行列ができてるので並ぶ。開店前に店員が整理券を配りはじめて、番号が30番代前半。
しかし、こんな分かりにくい所に行列ができてるなんて、はじめてのひとには分からないだろう。ちゃんとどこに並んだらいいのかホームページで告知してほしいものだ。
急いで近くのダンブーへ。ホームページでサイン本販売の告知があったわりには、開店待ちは2人のみ。3番目に並ぶ。
鬼束直だけ早々となくなり、あとは残っていた。鬼束直もほかまみつりも丁寧なイラスト付きでうれしい。
秋葉原をあとにして、中野のタコシェへ、逆柱いみり展覧会の初日。絵は高くて手が出ない。小さい人形グッズが2000円であったけど、もうけっこういみり人形は持っているからなー
@タコシェ
- 逆柱いみり『臍の緒街道』1260円
- 『月刊 マンガ デュオ 12月号』200円
- おもだか大学『葬 第1号』440円
- HTC『錻力プラチク [シーフード味]』667円
- 武富健治『江露巣主人大全 復刻版』1200円
- 『日本語訳詞の洋楽カバー・おもしろ大百科』460円
- 『アナキズム (11)』1200円
タコシェ→まんだらけの黄金ルート。中野のシルクロード。塩の道。なんでもいいや。
『くそばばの詩』は安いだけに状態が悪かったが、買った。「山松ゆうきち くそばばの詩」でぐぐると自分のサイトがトップにくるのだが、実は青林堂のはじめの版の『くそばばの詩』は持っていなかった。一度、高田馬場のブッコでみかけたのだが、手持ちの金がなくて、次回買おうと思っていたらなくなっていた。そういうものだ。
すき家の豚トロ丼を持ち帰りして家で食う。
タコシェの通販でたのんでいたのが、届く。