0316 tue.
orkutの招待メールを2通もいただいて、ありがとうございます。うれしいです。あとこのページをみてくれている人たちにも、感謝。できれば握手してまわりたい。
○ある日を境にウイルスメールの数が急増。なにが原因だろう。とにかく多いので、英語のメールは容赦なく削除している。orkutのメールもあやうく捨て去るところだった。orkut、そのうち登録します。自分は本当に友達が少ないが、友達の少ない者同士が友達になる、友達の少ない者同士で友達を増やす、そういうことができたらステキだと思う。orkutでできるのかどうかわからないけど。
○勤務中に、『
文藝別冊 吉本隆明』
[a・b]、
見沢知廉『
母と息子の囚人狂時代』
[a・b]を読了。
○たぶん吉本隆明は、「正しいことを云おう」なんてことをこれっぽっちも考えていない。その点で、あくせくと正しいことしか云えないような、近頃の大学教員系の知識人とは段違いの魅力がある。
中条省平によると、
江藤淳は『吉本隆明著作集』のパンフに「自分(江藤)にとって、思想と人間とはひとつであり、吉本隆明の思想を信用することは、吉本の人間を信用することと不可分である。人間を欠いた思想など、犬にでもくれてしまえ」というようなことを書いていたという。
○浪人のとき通っていた予備校の教師が、「自分は吉本隆明と付き合いがあって、毎年吉本家の花見に呼ばれるんですよ」というようなことを話して、「みなさん吉本隆明を知っていますか、知ってる人、手ぇ挙げて」と。大きい教室だったが、挙手したのは2人くらい。2人もいるのかと驚いた記憶がある。自分は訳がわからないなりに何冊か読んでいたけど、挙手しなかった。ここで堂々と手を挙げるような、なにか後ろめたい気持ちを持たない人とは、あんま付き合いたくないとは思った。
○
見沢知廉『
母と息子の囚人狂時代』。右耳にピアスをすれば運が開けると、獄中なので、ピアス代わりに爪楊枝を突き刺して、突き刺したまま小説を書いたり、キャンディーズの蘭ちゃんのグラビア所持延長闘争をしたり。やってる当人はとっても真面目だし、大変な問題なんだろうけど笑ってしまう。刑務所は「社会復帰」ではなく「刑務所化」、つまり刑務所の中にしかない生活習慣を身につけさせるだけ。ハンストを決行する獄中の息子へ送った母の手紙にはグっときた。「……バカ! ジタバタするな。悔しくないのか。黙って三年耐えてみろ。男だろ、男じゃないか。這いずり回っても、歩けなくても、三年耐えて堂々と帰れ。/バカ、イクジナシ、お前には書く返事などない。我慢できなければ死になさい、死ね、生きてる資格がない!!/……死ぬな!! 頑張れよ!!」。解説に
姫野カオルコ。
○
井口昇の『
恋する幼虫』を観逃してしまった。○
の残滓さんの
アンケートのプレゼントが先日到着。ありがとうございます。プレゼントは
和六里ハルによる『
たかまれ!タカマル』
[a・b]同人本。
表紙がスキ。中身は、うん、エロエロ。和六里ハルの本に応募したのは
自分ひとりだけだったみたい。これが一番人気だと踏んでたんだけどなあ。
○ずっと
オパーイ星人だったわけですが、さいきん
オシリ派に移行しつつあります。過渡期です。