□同居人と久々に新宿へ出かける。焼肉の叙々苑で、特上カルビとか食わせてもらった。ウマー(゚д゚)
□ディスクユニオンで、リトルフジコ『白桃くらげ』[amzn]、オドゥン『三星天洋』[amzn]、koji asano『gravity』[amzn]、三上寛『レスボス』[amzn]、ヤング100V『恋の惑星直列』[amzn]、ロレッタセコハン『ゴットハムの三りこう』を購入。オドゥンは林栄一、宮野祐司、中尾勘二、大原裕、関島岳郎、坂本弘道、船戸博史、つの犬の豪華ユニットでなんと三枚組!! 渋さ知らズのレパートリーでおなじみの「那達慕」のカヴァーから始まる。渋さの派手さはないが、落ち着いた渋い演奏。これ、横浜に住んでいたとき横浜ユニオンで視聴したんだが買わなかった。これを聴いてなんで買わなかったのか、今思うと不思議だ。三上寛『レスボス』はいつものモダーンミュージック発ギター弾き語り。あの歌声が響くだけで部屋が異空間に変わってしまいそう。そういえば、遠藤浩輝『遠藤浩輝短編集(2)』[bk1・amzn]収録の「女子高生2000」の作中、やけくそになったマンガ家が三上寛を歌っていた。
□模索舎にいったが、年末はお休みということで無駄足。タワーレコードで、XENAKIS『orchestral works vol.2』[amzn]、V.A『from brussels with love』、XINLISUPREME『TOMORROW NEVER COMES』[amzn]、パスカルズ『パスカルズが行く』、藤田陽子『あたいの涙』[amzn]、THEORETICAL GIRLS『THEORETICAL GIRLS 1978-1981』[amzn]を購入。クセナキスの『orchestral works vol.2』は、現代音楽にしては珍しく売れているということで、フジテレビのワイドショー「とくダネ!」で取り上げられていた。HMVの解説にあるように、10段楽譜で難攻不落の「シナファイ」を大井浩明が見事に弾いている。「HOROS」のうねり上げるような音響も素晴らしい。いい、いいなぁ。これは数多在るクセナキスの音盤のなかでもかなり上位に入る好盤。騒音系の現代音楽好きにはマストなアイテム。
□タワレコでもABCでも『kheer』の14号が見つからない。ABCでは『10+1』の最新号を買った。久々に手にとったらけっこうおもしろかったので定期購読しようかと思った。上野俊哉のトライブ論が終わってしまうのは残念。あと、明和電機のガチャコンを買った。帰ってさっそくガチャガチャとやってみたが、めんどくさいので、すぐさまオブジェ化決定。広告屋のいやらしい所が抜粋されたようで個人的に大嫌いなクソ雑誌『広告』(博報堂)がマンガ特集をやっていたが、もちろん買わねー。リンクも張らねー。『広告』のページなんて、タブブラウザのURL抑止機能で、開いてもすぐ自動で閉じちゃうから、ざまーみろだ。
□じゃんくまうすからマンガ目録が届く。店主娘さんの4コママンガが毎回楽しみ。この店は良心的な価格だ。雑誌『マンガ少年』の全巻揃いが欲しい。
□年末記念でオイラの地味なデスクトップを晒します。いつまでもNeXTの呪縛から離れられないな。
→ ここだけ時間が10年ずれてるスレ − 3
→ ここだけwindows95発売当時のスレ
→ お前ら、いささか先生の作品で何が好き?
□うーん、近所に『MSXマガジン』が売っていない。変わりに住吉文子『天のおとしもの(1)』[bk1・amzn]を買った。きのうは『マジカルふにゃっと』[bk1・amzn]だし、ロリ系マンガばかり買ってるのは人としてどうかと思う。そういや、原宿のブックオフに、パニックアタック『大人になる呪文(1)』が3冊くらい並んでいるのを見たときには、都会はおっがねえとこだと思いました。
□バイト先で近藤史人『藤田嗣治「異邦人」の生涯』[bk1・amzn]読了。新しく出る画集[bk1・amzn]にあわせて出版された伝記。自分にとって藤田といえば「アッツ島玉砕」(東京国立近代美術館所蔵)を筆頭とする戦争画であって、猫と女も良いとは思うが、やはり「アッツ島玉砕」にはかなわない。
→ フジテレビFACTORYにTheピーズ
→ 渋谷109の前で女の子100人に聞きました「2002年に読んだオススメの一冊」 『24人のビリー・ミリガン』って、まだ人気あるのか。
→ デリダ、異境から@アテネフランセ 1/10〜16
→ 新春 刑事まつり@シネマ下北沢 1/11〜24
□小石川ふに『マジカルふにゃっと』[bk1・amzn]と『レコレコ』[bk1・amzn]と、4コマ王子の『サークルコレクション(1)』[bk1・amzn]を買って仕事へ。
→ 模索舎の漫画家ポストカード。「東京見物のお土産にどうぞ」 東京見物で模索舎に寄る人っているの?
→ 自縛して抜けられず…2縛目
→ 『じゅおん【呪怨】』 高橋洋と黒沢清が驚愕し絶賛。壁紙が怖くてヤダ。
□今気づいたが、この日記、日付欄の曜日がずれている。まあいいや。このままでいこう。
□年末恒例で「徹子の部屋」のゲストがタモさん。軽い風邪でボーっとしつつも観る。タモさんがタマちゃんの物真似を。タモリの「芸」を観られるのは、年一回年末の徹子の部屋のみ。タモさんのタマちゃん、たしかにおもしろかった。しかし、こんなもんなのか、というもどかしさもあるのだ。赤塚不二夫とつるんでた頃のタモリがすごかったと、山下洋輔のエッセイとか、いろんなところで書かれていて、伝説化しているけれど、自分も含めて遅れてきた世代は、そのすごさをいまいち実感できないでいるんじゃないだろうか。なんだか損している気がする。例えば若くして筒井康隆にかぶれている人とか、かつてかぶれた人は、空飛ぶ冷し中華とか、ここらへんの文化圏に憧れを持っているというか、持たされちゃってるんじゃないだろうか。それで、その文化圏の顔ぶれで、現在において、唯一メジャーにいるのがタモさんであるからして、タモさんには妙に思い入れてしまうって人、けっこういるような気がするのだ。
□喉が風邪のひきはじめのようにムズムズしていたので、野口晴哉『整体入門』[bk1・amzn]を参照して、足湯(両足をくるぶしまで熱いお湯に浸して6分、赤くなったほうの足をさらに2分)をしたらスグに治った。効くなあ。
→ 今、誕生日を知りたい人は「祖父江慎」さんです 誰か教えてあげて!!
→ 梁山泊にTheピーズ YOKOLOCO BAND(うつみようこ&クハラカズユキ from THEE MICHELLE GUN ELEPHANT&オクノシンヤ from SOUL FLOWER UNION)も
→ 空気公団ニューアルバムは来年4月予定
→ サザエさん 替え歌インパクト
□シベリア少女鉄道のチケット予約した。
□カブのオイル交換をする予定。
□OKミュージック・ボールの『Da Da Conne』[amzn]ばかり聴いている。
□『SPA!』のブックレビューのページで枡野浩一が書いているコラム。「奥さん(南Q太)と子どもの住む自宅に近づくな半径?m以内に近づいたらストーカー防止法が適用されると代理人に言い渡された」とか「奥さんは自分ののうじうじ(いじいじだったかも)しているところが嫌になったらしい、でも短歌をつくるのってうじうじしなきゃできないから、うじうじするのが仕事なんだよ」とかそんなことを書きつつ、ちゃんと最後の2、3行で本の紹介もしてるのが偉いなあ。近藤ようこ『鋼の娘』[bk1・amzn]の帯は「南Q太枡野浩一絶賛」とでっかくあって、ふたり並んで推薦の言葉を寄せてるんだけど、このころはまだ家庭崩壊してなかったのかなぁ。もしかして、この帯って、いまとなっては貴重品なのかなあ。
→ フルコース クセナキス尽し! すごいが、大阪じゃ行けない。
→ 吉川うたたサイン会@ブックファースト渋谷店 2/8 15:00
→ 「なぜ私はこうも女心を刺激できないのだろう。」
□吉野家で、男連れの顔が茶色いギャルが、「つゆ多めで、いっぱいいっぱいで!!」と注文。しばらくして、店員が「つゆだくだくお待たせしました」と牛丼を女の前に置くと、「スプーンちょうだい」と、スプーンを要求。店内のほとんどの客が「スプーンかよ」と思わず女のほうを見た。ねーちゃん、あんたそれ、もう牛丼じゃなくて、牛汁だよ。
□今日は池田貴族の命日です。あー、そろそろ毎日更新もつらくなってきた。こんなことしか書くことねー。
□志木旭屋で、小田扉『被警察24時』[bk1・amzn]とアルコ『スターレスブルー』[bk1・amzn]を買って仕事へ。小田扉はやっぱりいいねぇ。アルコも最高だねえ。こんなマンガを読めるなんて幸せだねえ。
→ 山科けいすけ『C級サラリーマン講座』への抗議 粘着な左翼バカだなあ。
→ 電波よ永遠なれ だから、ちゃかしたくなるんだよなあ。
□古本一括検索にbookparkを追加した。まだ登録されているアイテムは少ないようだが。
□五十嵐大介『はなしっぱなし』の復刊交渉が進んでいる模様。
□志木旭屋で、いましろたかし短編傑作集『クール井上』[bk1・amzn]と赤塚不二夫『バカ田大学なのだ!?』[bk1・amzn]を購入。『バカ田大学なのだ!?』は、バカ田大学の先輩後輩話を中心に編集したちくま文庫。目のつけどころがいいなぁ。ちくま文庫は、知らないうちに『内田百閒集成』とか『尾崎翠集成』とか刊行中。買わねば。そういや、国書刊行会は、『スタニスワフ・レム コレクション全5巻』やら『吉屋信子乙女小説コレクション全3巻』やら気になるラインナップが。
『山尾悠子作品集成』[bk1・amzn]も『野坂昭如リターンズ』[bk1・amzn]も『北園克衛の造形詩 カバンのなかの月夜』[bk1・amzn]もまだ買ってないっていうのに。『野坂昭如コレクション』[bk1・amzn]は買った。未知谷の新刊は、メアリー・H・ブラッドリー(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア)『ジャングルの国のアリス』[bk1]、『ダダ大全』[bk1]か。これもホスイ。未知谷の『結城信一全集全三巻』[bk1・amzn]1冊1万円は、もうちょっと安くならなかったのだろうか。せめて5、6千円くらいなら買うんだが、と思いつつ仕事へ。
→ めちゃくちゃのおうちにようこそ やる気なさの極地
→ ケンシロウ進数 便利
→ あの名作がお米になった 米にすることはないだろう
→ Musical Sand いちおう鳴き砂のページらしいが
→ 何の意味ある?円周率一兆けた 意味なんて必要ねーよ
□久々にカブで和光まで。ととやという料理屋で豚バラ定食。水槽にいる貝から、中身が、馬のチンコのようにニュっと出ていた。でかっ。朝霞駅南口近くの朝霞文庫で、雁須磨子『どいつもこいつも(1)』[bk1・amzn]、ささだあすか『パジャマでごろん』[bk1・amzn]、幸田文『包む』[bk1・amzn](荒川洋治の解説目当てで)、吉田健一『瓦礫の中』[bk1・amzn]を買う。この朝霞文庫ってのが、足の踏み場もないほど乱雑に本が床に積んである店。こーいう店をみると整理してあげたくなってくる。
□髪の毛を切った。店員に「どうしますか?」って聞かれた時、みんなどう言うの。自分はいつも「適当に短く」とか、そんな程度のことしか言わないんだが、それだと切るほうも張り合いがなくてつまらないのかもしれない、悪いなあ、と思いつつ、今日なぜか朝4時に目が覚めてしまったので、切られているあいだ眠くて眠くて。でも!! 「読みますか」と渡された『魁!!男塾』[bk1・amzn]で眠気が一気にふっとんだ。やっぱ、男塾、ぶっとんでるであります。押忍!! メス、キッス。
□相田裕『ガンスリンガー・ガール(1)』[bk1・amzn]は予備知識なく表紙買いだったんだが、当たった。世界に見捨てられた少女たちが、政府の秘密機関にひろわれて、人体改造されて、要人暗殺などの特殊業務に従事する話。映画っぽい見せ方がうまいし、話の内容もクールで、これ、すごく、いい。
□いけだたかし『FADE OUT(1)』[bk1・amzn]は、幽霊族の少女の話。絵柄は松本剛に近い。なんだかとっても懐かしいカンジがする学園マンガ。これも、すごく、いい。
→ 平田弘史サイン会@青山ブックセンタールミネ2店 1/26 15:00〜
→ 蟹工船弁当 むき身といくらを贅沢に使用、1300円って、そんなの『蟹工船』じゃねーよ!!
→ 不倫は心臓にリスク大
→ レゴで自作PC 自分もやろうと思っていたが、めんどくさそうなので同郷のよしみで星野金属のケースにしますた。
→ MEGUMIが激白「女性にも支持されたい」 MEGUMIは声が低いところがイイ!!
□いまの仕事先は、休日でもみんなでゴルフにいったりしているけど、そんなことしたくねーよ。ほんと。休みの日まで仕事じゃねーかよ、それじゃ。「はじめるなら若いうちからがいい」って誘われたりもするけど、だって、ゴルフって安くてもプレー代もろもろ一万円はする。一万円あったらブックオフで百円の本が100冊も買えるよ。
□マンガの新刊を志木旭屋で買った。いけだたかし『FADE OUT(1)』[bk1・amzn]、
志村貴子『どうにかなる日々』[bk1・amzn]、よしづきくみち(原作・山田典枝)『魔法遣いに大切なこと(1)』[bk1・amzn]、
相田裕『ガンスリンガー・ガール(1)』[bk1・amzn]。
□SHIBUYA-AXで「fuzz maniax」。出演は演奏順に、the youth、softball、ストレイテナー、WRENCH、PEALOUT、そんでTheピーズ。2ちゃんのピーズスレで「早めにいったほうがいい」とかなんとか書き込みがあったので、もしやトリでないのかも、と早めにいったら、やっぱりトリだったんで、あわてることはなかったのだった。着いたときはsoftballが終わるとこだった。ストレイテナーはドラムとギターの二人組み。ベースがいないぶんドラムの手数が多くてよかった。WRENCHは人力テクノか、おもしれえと思ったが、それは1曲目のみであとは普通だった。PEALOUTは悪くはないが同じようなバンドなら腐るほどいるし、歌詞が甘すぎる。しかも照れがない。んで、やっとピーズだ、ピーズ。負け組みばっか集まってっぞ。跳ねすぎて4曲目の「とどめをハデにくれ」でもうヘトヘト。おれももう若くはねーな。でもなんとか最後まで前のほうでがんばったー!!
□ライブ帰りに、同居人のポケットから、ずっと探していたバイクの鍵が見つかった。ピース。
→ ゲバ文字フォント
→ Art Talent Test 2002
→ お金が沢山あって困っています
→ 町田忍『痛快「捨てない!」技術』[bk1・amzn] なんも捨てるなー。
□12月21日は、たしかフランク・ザッパの誕生日だ。うちの便所には、ザッパが便器に座ってこちらを睨んでいる異様にでかいポスターが張ってあるぜ。ザッパのおかげなんだかどうだか、最近ベンピ気味です。
□北尾トロ『怪しいお仕事』[bk1・amzn]で笑ったところは鍵屋さんの話。「死体が出てきたこともあったよ。場所はある会社が借り上げたマンションの一室。そこに住む従業員が1週間会社に出てこない、スペアキーもないってことで呼ばれたんだ。マンションに行ってドアの前に立つと臭いんだよ。その臭いだけでイヤな予感はあったの。ただ、夜逃げした家なんか生ゴミで臭いからね。臭いのは珍しくはないんだ。それで、立会いの全社の女のコに『ひょっとして死んでたりして』とかいいながら開けたら内側から傘が立てかけてあったから誰かいるなあと。もう女のコはビビッちゃってて入れない。それで俺が入っていったらフトンが敷いてあって顔が出てて。病死だったみたい。顔が膨れあがってた。私、ショックのあまり戻ってきてからノートに絵を描きました」。さいごの「私、ショックのあまり戻ってきてからノートに絵を描きました」ってのがいい味出してる。
□斎藤道雄『悩む力』[bk1・amzn]は、健常者を目指さなくていいんだ、このまま分裂症のままでいいんだと、だめ連的に開き直ることで、精神病者たちが、自分たちの居場所を自ら作り出していく試みを描いている。「およそ非常識で、欠点と不可解室言動ばかりが目立つ彼らだが、そうしたすべてのことをとおして見えてくるのは、彼らのかけねのない正直さともいえる生き方なのである。病気があっても、いや病気であるがゆえに、彼らはあるがままの自分をそのままに生きている」なんていう作者の記述は、ちょっとニューエイジ臭くて怪しいが、精神病者たちの肉声には勇気づけられる。「落ちるとこまで落ちるから、これ以上落ちたら俺はもう死ぬってとこまでいったら、はいあがってこば(くれば)いいんだわ。死ぬって、死んだら終わりだよ、そこで死んだら終わりなんだからね。落ちるとこまで落ちて、死ぬってとこで、死んだら終わリなんだからね。死なないで生きていて、図々しく生きていて、はいあがってくればいいんだから。俺、そうだったんだもの」。まわりにいくら迷惑をかけてでも、生きられるうちは生きよう。
→ 西岡兄妹『人殺しの女の子の話』[bk1]刊行記念 原画展@タワーレコード新宿店10階 12/21〜1/15
→ 西岡兄妹サイン会@青山ブックセンター橋本店 1/25 16:00〜
→ 「児童買春ポルノ法」は見直しで改悪される?
→ ジャワ島では『かりあげ君』が大人気
□図書館に本を返す。借り(っつぱなしになっ)てたのは舞城王太郎『熊の場所』[bk1・amzn]、
ハイム・ポトク『ゼブラ』[bk1・amzn]、
斎藤道雄『悩む力』[bk1・amzn]、
北尾トロ『怪しいお仕事』[bk1・amzn]、
西尾維新『クビツリハイスクール』[bk1・amzn]、
ヴァージニア・ウルフ『ヴァージニア・ウルフ短編集』[bk1・amzn]、
春日武彦『私たちはなぜ狂わずにいるのか』[bk1・amzn]。図書館から返却催促の電話があったんで、あわてて読んで返す。そんで、松尾スズキ『同姓同名小説』[bk1・amzn]を借りてきたら、あまりにおもしろすぎてその日のうちにすぐ読んじゃった。竹内力と相川の翔さんが『ごきげんよう』で対決したり、ある日みのもんたが家に転がりこんできたり、モー娘のメンバーチェンジがいちサラリーマンのオヤジギャグによるものだったとかいう、しょうもない話がつまった短編集。むかし高橋源一郎が『Dr.スランプアラレちゃん』のキャラを借りて小説を書いていて、まったくつまらなかったし、椎名基樹『ぼろぼろのダチョウ』[amzn]っていうダチョウ倶楽部をネタにした小説もあって、これはまぁまぁおもしろかったけど、松尾スズキのこれはもうそんなん目じゃない。スゲエ濃度だ。
□ブックオフで全巻揃いを見つけたときに限って、他の荷物がいっぱいで買えなかったりで、なかなか通読できなくて、どうにも気になっていたまつもと泉『きまぐれオレンジロード』[bk1・amzn]をオークションで落札した。今日届いて、真夜中に全巻一気読み。これ、小学生のリアルタイムで読んでたときから不思議だったんだけど、男ひとり女ふたりの徹頭徹尾三角関係の話にどうして、実は男が超能力を使える一族だっていう設定が必要なんだろう。しかし今回たまたま併読していた野矢茂樹の『「論理哲学論考」を読む』[bk1・amzn]に、「撲滅しておかなければならない感覚がある。この現実世界を取り巻いて、可能的な世界が、実際に、どこかにかにある−−自分でも何を言っているのだかよく分からないこの曖昧な気分である」って記述を読んで、なるほど、そーいうことかと分かった。夢のような現実でなく、夢のような夢のままに物語をとどめおくために、非現実的な超能力を使えるって設定を必要としたってことか(いや、でも多分、作者はそんなこと考えていなくて、多分マーケティングの結果だったんだろうけど。でもこの頃のマンガって、いまと比べるとあんまりマーケティング臭がしないな)。みすぼらしくてうまくいかない現実から抜け出して、『きまぐれオレンジロード』みたいな都合のいい世界に逃避しようとしたって、そんなことできねーんだ。ここ以外のどこかがあるなんてーのは、夢のような夢だ。
→ たぶん完璧!あこがれの食べ物に挑戦!
→ バケツでプリン
→ 史上最大のねるねるねるね作戦
□なぜか一日中鬱状態で、勤務先の健康診断とか、インデペンデント・アンダーグラウンド・フェスとか行く予定だったのだが、一日中布団のえさに。まぁこんな日もあるさ。
□「運動には方向はある。しかしいわゆる最後の目的はない」(大杉栄『生の創造』)
□「死んでしまうのはいっしょだぜ 生きるのはベツだぜ まぁしあわせにやってくれ やりっぱなしでサイナラだByeBye」(Theピーズ「やりっぱなしでサイナラだByeBye」『クズんなってGO』[amzn])
→ 伊勢丹大古本市 12/26〜12/30 伊勢丹新宿店本館
→ 東急渋谷大古本市 1/23〜1/28 東急東横店西館
→ 第3回新春蔵開き古書市 1/2〜1/7 京王百貨店新宿店7階大催場
→ 乗客の10%が飛行機内で性交渉を経験
→ 「恐怖の箱」設置した美術学生、逮捕 『東京ミキサー計画』[bk1・amzn]か?
→ 「恐怖の箱」の美大生に教授は"A" ホロリとさせるいい話
□ブックオフ富士見みずほ台店。うすた京介『すごいよ!!マサルさん(3)(4)(5)(
6)』[bk1 amzn]、けらえいこ『あたしんち(4)』[bk1 amzn]、はっとりみつる『おとぎのまちのれな(
1)』[bk1 amzn]、大島弓子『つるばらつるばら』[bk1 amzn](持ってるのに、また……つい)、谷口ジロー(原作
・久住昌之)『孤独のグルメ』[amzn]、『おとぎのまちのれな(1)』以外は百円。活字
は、村瀬継弥『青空の下の密室』[bk1 amzn]、正津勉『笑いかわせみ』[bk1 amzn]、藤脇邦夫『出版現実論』[bk1 amzn]『出版幻想論』[bk1 amzn]、全て百円。
CDはレピッシュ『ポルノポルノ』[amzn]『レピッシュ』[amzn](上田現、元ちとせで当てたなぁ、いいなぁ印税)、ともさかりえ『un』[amzn](山口美央子目当てで買ったが、山口美央子作曲は「くしゃみ」の一曲だけだった)、エレファントカシマシ『ココロに花を』[amzn]、全て250円。
□ピーズのページを新設。
→ 松本耳子が短編集発行のため原稿整理中らしい
→ 『BREaTH』1月号に、ハル(The ピーズ)インタビュー
→ ミネタ(GOING STEADY)&イノマー(オナニーマシーン)『真夜中のふたりごと』にてハル対談有
→ 今年のクリスマスプレゼントはわ・た・し!
→ モノリスがやってきた  
□大衆決断から山本夏彦の「徹子の部屋」追悼特集登場を知る。観てみたら、開口一番、山本夏彦が「女に選挙権はいらない」ときっぱり断言。徹子、あわててフォローに。
□勝ち組と呼ばれる強者と、負け組と呼ばれる弱者がいて、弱者同士で争うことを強いる資本主義社会において、とりあえずその外に出られないとしたら、弱者が弱者同士で争うことをやめて、強者と対峙して生きること。片山奈保子のコバルト文庫『さよなら月の船』[bk1・amzn]はそのためのレッスンの物語だと思う。だから、内気でナイーヴな少女の成長譚という、現在のコバルトのラインナップでは珍しいほどの地味な話を読んで、不覚にも泣けてしまった。
→ こけアシモ
→ Internet Museum of Art
→ わるいけど、あなたなんかよりもずっと、ユルスナールのほうがおもしろいわ
□ontosonに注文していたCDが届く。
SAND『QUINO SAND』[→視聴]、
TAMARU『basso continuo』[→視聴]、
fonica『ripple』[→視聴]、
V.A.『garden』[→視聴]、
place called space『place called space』[→解説]
、V.A.『X'mas,omnibus』(これはクリスマスサービス)。ちょっと聴いた限りでは、やはりTAMARUがいい。孤高のベース即興演奏。あとは『X'mas,omnibus』収録の、二階堂和美とplace called spaceがうたう「サンタが街にやってくる」が楽しい。
□電車で隣の男が読んでいた雑誌によると、20代後半のOLと不倫するためにいくつかツボがあって、それは、「髪の毛をクシャっとなでる」「がんばってるねと声かける」「大戸屋へ連れてく」だそうだ。他にもいくつかあったが、これくらいしか覚えていない。こんな安上がりな手口に騙されてちゃいかん、いかんよ。そういや最近、志木駅前で聞いた若いカップルの会話で、男「たまには松屋以外にしよーぜ」、女「ダメー、高いよ(ぷんすか)」というのには、思わず微笑んでしまいまちた。
□志木駅旭屋で片山奈保子『さよなら月の船』[bk1・amzn]を買って仕事へ。エロマンガやエロ雑誌よりも、コバルト文庫や少女漫画をレジに出すときのほうが、ドキドキする。おら汚れてるぜ。『さよなら月の船』は、他のコバルト新刊を1とするなら、10くらいの勢いで、平積みされていた。塔みたいだった。
好きなゲームをいくつか。バカバカしいかちょっとヘンなもの。
→ 焼肉シュミレーションゲーム「焼肉亭」 喰いたくなる
→ 恐怖!ゴキブリ1000匹DX これ、ホントに恐怖
→ アンディー・メンテ・ゲーム どれも個性的。おすすめは「みんなきらい」と「でっかい雲と砂の山のトンネル」
→ noiz2 まさしくんハイ! 単純だがハマる。
→ おすぎとピーコ その名の通りのゲーム。
→ Breakout360 全方位ブロック崩し
→ スーパーゼビビス 文字だけのゼビウス
→ 異星人育成ストレス解消ゲーム 異星人を殴って殺してストレス解消するゲーム。異星人に名前をつけられるが、知り合いの名前をつけたりして、バレたら困るよ。殺した異星人の名前が入った遺書がフォルダに残るので、名づけは慎重に。(あるとき同居人に「おもしろいゲームあるからやってみ」と勧めて、さらにバカなことには、同居人の名前を付けてプレイしていたのを忘れて、「ほら、遺書が残るんだよ。例えばこんなの」と、当人の名前の入った遺書を、その当人に見せてしまって、ばれました←ほんとバカ)。
→ おもわず脱力! 「ゆるい」ゲームが勢揃い!
□同居人の買ってきた阿佐田哲也『阿佐田哲也麻雀小説自選集』[bk1・amzn]を読んでいる。ドサ健のかっこよさに痺れる。気持ちはすっかりドサ健気分。んで、同居人に「おれのこと今日からドサ健ってよんでいいぜ」って言ったら、「ハァ? ……アンタの名前と1音も合ってないよ」「いいんだよ、呼んでみ」「……ドサ健」「おうよ!!」。かあちゃん、おいら楽しくやってっから心配すんなよ。
□『SPA』で坪内祐三が「『色川武大阿佐田哲也全集』はもう実現できそうにない。値上がりする前にいまのうち買っとけ」と言ってた。amazonで調べたら「在庫なし」でbk1ではヒットすらしない。古書だと、田村書店で69000円かあ。手が出ない。復刊ドットコムでは復刊交渉予定になっているが、福武書店はベネッセに改名してから、文芸出版はほとんどやる気がないから、復刊は難しいだろう。しかし万が一復刊されたとしても、定価3500円が16冊で計56000円だ。微妙だな。56000円出すなら69000円でオリジナルを買ったほうがいいんじゃないか。
→ 芳町カゲコが『漫画トレビアン』3月号より13年ぶりの連載開始 1月号では読み切り掲載。
□オークション落札物がふたつ届いた。楳図かずお『わたしは真悟』1〜9巻(初版)が3,300円だったのはお買い得。あとひとつ『ROCK FILE ON VIDEO 1989 VOL.4』は当時のインディーズバンドを集めたビデオ。1989年に宝島から出たもの。ピーズ目当てに買った。ピーズは「肉のうた」を歌っている。のちにメジャーになったバンドでは、ピーズのほかにフィッシュマンズのステージも収録。もう死んで今はいない佐藤伸治が、ビデオのなかでは元気に歌っていた。
□コミックパークで買った山松ゆうきちの『2年D組上杉治』[→購入]もとどく。やっぱり、山松ゆうきちのマンガはおもしろい。
□岡崎京子『Pink』[bk1・amzn]に、切り張り小説で新人賞をとるエピソードがあったが、「ああそうか、あれって田口ランディだなぁ」と、なぜか回転寿司を食いにいくときに、ふと思った。(『田口ランディその「盗作=万引き」の研究』[bk1・amzn]参照。ランディだけじゃなく、巨匠もコピペ好きだったみたい。竹山哲『現代日本文学「盗作疑惑」の研究―「禁断の木の実」を食べた文豪たち』[bk1・amzn]参照。作家だけでなく市井の民のWeb日記でも。「存在するのは、始めから終りまで、ただ諸差異の諸差異、諸痕跡の諸痕跡である」「危険を冒してまで、何ものをも意義しないことを試みること、それは戯れの中に入ることです。それもまず第一に差延の戯れのなかに」ってか。)
□ロフトの「江戸アケミ十三回忌」、チケとり無事完了。向井秀徳+PANIC SMILE+菊地成孔、楽しみだ。
□いきつけのバーのマスターに、カスピ海ヨーグルトをわけてもらう。ってのはウソで、いきつけのバーなんかねーよ。いきつけの牛丼屋ならあるけどよー。カスピ海ヨーグルトは普通のヨーグルトよりなめらか。
□仕事へ行く前に、本屋で購入、近藤ようこ『鋼の娘』[amzn]、『COMICアリス倶楽部』[amzn]、アルコ『ラブレター』[bk1・amzn]、辰巳ヨシヒロ『大発見』[bk1・amzn]
。
□辰巳ヨシヒロ『大発見』[bk1・amzn]は巻末に、東陽片岡、山松ゆうきちとのうらぶれマンガ家ビッグ3対談が。山松ゆうきちの相変わらず身もふたもない名言があちこちに。「あの、こういうことないですか? 金って結局使わなくちゃ紙切れでしょう? ……だけど金、ないと困るんだよなあ」「俺は絵もアイデアもない(きっぱり)。そのうえ、仕事もあんまりやりたくない」「いや、俺は新しいものを描こうって気持ちも全然ないんですよ。だって言葉は日本語で誰かの真似だし、絵だってそうでしょう。マンガ家ってよく新しいものを描きたいって言うけど、そんなものないと思うんですよ。『あったら見せてくれよ』と(笑)。いや、例えば東陽さんのマンガが他に比べて新鮮だっていうのはわかるんだけど、ちょっとの違いですよ。ホントにちょっと」。東陽片岡は始終「へ、へへ、へへ(笑)」なのには笑った。
□アルコ『ラブレター』[bk1・amzn]の表題作「ラブレター」は2002年のマスター・ピース。絵がすごくいい。線が踊ってきらきらしている。天久聖一『バングラデシュ日本』[bk1・amzn]、TAGRO『マフィアとルアー』[bk1・amzn]と並んで2002年のベスト3だ。
→ 藤子不二雄A『劇画毛沢東伝』復刊
→ 藤子不二雄A『夢トンネル』も復刻
→ 水木しげる『劇画ヒットラー 』も復刻
→ MSXマガジンは復活 ギャグでマガジソかと思ったらちゃんとアスキーから。
□ヨーグルトのふたに乳の神秘とあり。な・ん・と・な・く、エローーーーーっす。
□オークションで落札した『DOLL』の昔のやつと、『オナマイド・リターンズ』が届く。『オナマイド・リターンズ』の中身は、もちろんエローーース工作オナマイドと、あと、特殊映像作家中野貴雄の写真マンガのページと、特殊映像作家中野貴雄の「これがビザール基地だ」という妄想秘密基地の図解解説ページと、特殊映像作家中野貴雄の………… ようするに中野貴雄とオナマイドだけで構成された素晴らしくしょうもない本。ビザールの組織は、大首領がチリガミ博士、幹部にピル大佐、その部下になぜか車だん吉(本名・白澤力)。
□『DOLL』1989.12 No.55(エクストリーム・ノイズ・テラー、グアナバッツ、チャンバウンバ、クラック・ザ・マリアン、メスカリン・ドライブ、泉谷しげる、ARB、ザ・モッズ、ザ・スターリン、ザ・ピーズ、ジッタリン・ジン、ザ・ゾルゲ、ディップ・ザ・フラッグ、ハイテクノロジー・スーサイド)と綾辻行人『人形館の殺人』[bk1・amzn]を職場で読了。『人形館の殺人』は思ったとおりの結末でちょっと拍子抜けた。
□某ピーズページでこの前の原宿アストロのライブ音源をダウンロードしたが、「日本酒を飲んでいる」を含む後半部分はすでにデリらていた。あのライブ最高だったな。オラあれで一皮むけた感じだ。体が軽くなった。とにかく、人んこと羨むのはもうやめだー。
□「これからはしつこいぐらいにやるから。ズルズルズルズル続くから。聴きたくなくても聴いてくださいよ。……。もうどうせ死ぬまで辞めないから、いいんだ。調子良くても悪くても"辞める"とか言わないで、いつの間にか続いてればいい」(ピーズインタビュー、『ぴあ』2002年12/9号)
→ 1/30 NHK LIVE BEATにTheピーズ 往復はがき買ってこなくては。メールで受け付けすれ!!!
→ 山形浩生女子高生に敗れる レッシング教授はデジコTシャツ着込んでやる気
→ ゆくショーケン、くるジュリー ;
→ 何の意味ある?円周率一兆けた それを言っちゃあオシマイよ
→ 明和電機の新迷作
→ 別れ話…婚約者の首絞め、自殺図る 小笠原晋也って、あのラカン派の大御所小笠原晋也か!!
□bk1とamazonへのアソシエイツのリンク作成を効率化するためQXのマクロを終日作っていた割には、あまり成果はあがらず。みんなどうやってるんだろうか。
□「SUPERCARのボーカルは長尾謙一郎『おしゃれ手帖』[bk1・amzn]が好き」って『ダヴィンチ』に載ってたと同居人情報。SUPERCAR、ちょっと見直した。
→ R.A.ラファティのトリビュート盤 『地球礁』[bk1・amzn]いま読んでます。
→ 木村威夫の世界&上村一夫の世界展@川崎市市民ミュージアム
□Easyseek経由で注文を受けた、榛野なな恵『ビッグキッドブルース/パイナップル・モーニング』を発送。帰りにコンビにで酒買って、酔った。
□内田雄駿『ミルク』[bk1・amzn]の帯には「天才、登場!」とあって、本当かよ!! とはじめから意地悪く読んでしまったので、この帯は損だ。結論から言うと、天才ではないが秀才ではある。過去に読んだり見たりしてインプットされたであろう記憶を、この作者は上手にアウトプットしている。だから過去以上でも以下でもない。サトウトシキ監督の『ナオミ(「ペッティング・レズ性感帯」)』を思わせるクールな短編「たえこ」は、巻末解説にあるようにナレーションが軽やかでウマイ。しかしやっぱり天才ではないよ。天才っていうのは、例えば花輪和一の新刊『刑務所の前』[bk1・amzn]のカラー口絵で、拳銃とさんまが繋ぎ目なく接続されている不気味な訳わからなさを言うのだ。そうだろ?
□『芸術新潮』12月号、橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』[bk1・amzn]を志木駅の旭屋で、会社の近くのブックマーケットで、ひさうちみちお『義経の赤い春』、高野文子他『あはは、まんが』[→fukkan]を買ったりした。高野文子の「金髪姫」「びっくり姫」「まんがの描き方 キャラクター編」や、さべあのま「ちゃめ子のお買いもの」はこのアンソロジーでしか読めないはず。柴門ふみ「ライオンおばさんとやりこボール」もこのアンソロジーでしか読めないが、読めなくてもいいです。他の収録は谷弘兒、吾妻ひでお、吉田秋生、白山宣之ら。
→ シベリア少女鉄道次回公演決定 前回公演の感想
→ 敬宮愛子より鍋だった視聴率 成長して風間やんわりのキャラに似たお子に。
□さいきん『モーニング』に3回(No.51、No.52、2003年No.1)載った新田瀕死の「世界凹(陥没)」がおもしろかった。凹満(ヘコミツ)という暗いのかラジカルなのかよくわからん少年が、「誕生日って命のストックが減ってくと考えると悲しくなりませんか」と、葬式風の誕生日を提案。ハッピバースデー トゥ ユーの唄の合間におリンをチーン。「ハッピバースデー トゥ ユー」「チーン」「ハッピバースデー トゥ ユー」「チーン」とやるところで笑った。絵がギャグっぽくなくシリアスな絵柄なのが相乗効果で余計おかしい →画像。過去に『ジャンプ』で、タンスでサッカーするマンガを描いていた模様。
□榛野なな恵『パンテオン(1)』[bk1・amzn]読了。ヤフオクで落札した『グリーンロマンス』やらの今ではなかなか手に入らない過去作品を読んで分かったが、榛野なな恵は昔からひとつのことを繰り返し描いている。マイノリティの主人公たちが、自分のスタイルをもって凛々しく生きるということを。榛野なな恵を読むと淵上毛銭の詩を想いだす。「美しいものを/信じることが、//いちばんの/早道だ。//ていねいに生きて/行くんだ。」[amzn]。これとまったく正反対のマンガというと『課長島耕作』(もう取締役だっけ?)だろうか。
→ パクリか?!渋谷系中心 パクリの出来具合を競ってるようなもんだからねぇ渋谷系は。指摘しても意味ないような。
→ 柄谷行人「Qは始まらなかった」 Qの次はLだって。んで内輪もめ。ところで、よしもとよしともって柄谷行人殴ったの?
→ 口直しに
□晶文社のページは読み物が充実していて、清田友則、森達也の連載など毎回更新が楽しみ。ここにある斉藤環の日本一わかりやすいラカン入門は次の詩からはじまる。「この世界に意味なんてない/じぶん探しに答えなんかない/こころが癒されました
/生きていて良かった/こころが傷ついた/絶望だ、死んでしまいたい、でも/それはみんなナルシシストのはかない幻想/そう、たとえそれが「愛」であってもね/ほんとうに愛されていたのは鏡に写った自分の姿/でも、ふと気がつくと/鏡のこちら側には誰もいない」(「生き延びるためのラカン01」)。そういや、ハイロウズは「絶望なんてしてて当たり前」(「一人で大人一人で子供」[amzn])と歌っているし、ピーズは「絶望なんか気のせーさ全くよ 死んだほうがましなんてカンちがいよ HeyBaby さえないまんまでも笑えるよ」(「今度はオレらの番さ」『とどめをハデにくれ』[amzn])と歌っている。ラカンもピーズもオラにとっちゃみんな一緒だ。どっちも読んだり聴くたび元気でてくるんだ。生きのばしだ。
→ 婚外性交渉は心臓発作による突然死リスクが高い ときには危険を顧みず、
→ 世界のセックス番付 フランス人は年167回で1位 3日に1回やりまくり、
→ 子どもの舌に味を刷り込むのはマクドナルドの重要なCRM戦略 できた子どもはマック漬け、
→ 吉野家で「牛丼ない」と因縁、店員殴る 牛丼まみれで成長し、
→ サイバラの没マンガ バカなマンガでニガ笑い。
□今日は池田隼人が「貧乏人は麦を食え」発言をした日なので、みんなで麦飯食って囚人気分を味わおう。白米と麦の割合は7対3でね。「刑務所の中 麦飯」で検索すると、花輪和一『刑務所の中』[bk1・amzn]をきっかけに麦飯食ってる人けっこう多い。あのマンガの麦飯、美味しそうだったもんなぁ。
□エロ雑誌『デラべっぴん』にはオナマイドというペーパークラフトが付いていた。裸の女体パーツをちょきちょき切り取って組み立てるの。手足が動くようになっていて、エロースなポーズをさせたりできる。手を動かすと、秘密の花園が見えたり見えなかったり見えたり見えなかったり…… ハァハァ。しかし、これで楽しめた人がいたのだろうか。作り終わった後の茫漠とした悲しさというか空しさは並大抵のもんじゃない、ハァ(ため息)。でもけっこうみんな作ってるみたいね。ちなみに国会図書館のOPACで「デラ べっぴん」を検索すると『デラべっぴん工作の本:スーパー・オナマイド』が!! 無性にオナマイド作りたくなってきて、一括検索したらeasyseekとスーパー源氏でヒット。
『オナマイド・リターンズ』と『オナマイド・チョキチョキーズ』を注文。国会図書館にある『スーパー・オナマイド』のみ見つからず。27歳にもなってオナマイド作りますが何か?
→ インディペンダント・アンダーグラウンド・ミュージック・フェス@入谷なってるハウス 12/19-23 19日の土岐拓未・直嶋岳史duo、ミチ、河合拓始は行きたいなぁ
→ 六輔その世界2002@紀伊國屋ホール 12/27 小沢昭一、野坂昭如、小林亜星、永六輔の歌合戦!!
□朝から腹が痛む。下痢である。きのう松屋で食べたチキン空揚げ丼がよくなかったと思う。鳥日記の人は、よくあんなにチキン空揚げ丼を食えるなぁ。
□ピーズの渋谷AXワンマン先行予約。リダイヤルしまくってなんとか取れた。これでもう3月までは死ねねーぞ。Theピーズスレを見ると、6分で売り切れだった模様。いままでことごとく取れなくて、MLで譲ってもらったり、オークションに頼ったりしていたが、今回は運が良かった。リダイヤルに夢中で、鍋であたためていたカボチャの煮物を焦がしてしまったが、そんなことはもうどうでもいいーー。
□オークションで落札したピーズのサイン入りポスターが届く。画像→全体、サイン部分拡大。
□タコシェに注文していたミニコミ群が届く。今回買ったのは、『車掌 21号』記憶だけで作ったよ号、『JUICY FRUITS MAIL 郵便のしおり1号』、藤繭ゑ『三周年&引退記念冊子 ストリップ万歳』、『OVERGROUND4』、松本レンズ子『眼鏡力』、『本箱』、卯月妙子『浮世の恥も放屁一発』『憚はばかり日記』、現代映像研究会会報『vol.9 鴨田好史監督作品』。
□藤繭ゑ『三周年&引退記念冊子 ストリップ万歳』はストリッパー藤繭ゑの引退記念で作られた冊子。表紙を見る限り、かなりオラ好みの美少女である。ちょっと葉月蛍っぽくもある。つげ義春原作、山田勇男監督の映画『蒸発旅日記』にも出演してるみたい(スナップ写真を見ると、つげ義春ってマンガの自画像そっくりだ)。藤繭ゑのストリップ公演目録が紹介されていて、「宇宙ストリップ」とか「化学実験ストリップ」とか「アマゾネスと探検隊」とか「成金軍人」とか「ドロンジョ vs. スーパーミルクチャン」とか、かなーりひねくれて特殊だった様子。でも収録されている文章は素直な名文。意外な収穫。
□親分はイエス様と角栓ドラをアップ。
→ 立川談志映画祭
→ 渡 哲也 その光と闇
→ 江戸アケミ十三回忌@新宿ロフト1/31(チケ12/14発売) 出演、じゃがたら残党組/こだま和文/大槻ケンヂ/町田康/JAGABATA(田口トモロヲ)/遠藤ミチロウ/DEEP COUNT/THE LUNATIC THUNDER/MAJESTIC CIRCUS/向井秀徳+PANIC SMILE+菊地成孔(D.C.P.R.G)/他 DJ:湯浅学/サミ−前田/他
□気になる美術展ふたつ。
→ ヘンリー・ダーガー展@ワタリウム美術館 4/6まで
→ チャペック兄弟とチェコ・アヴァンギャルド@神奈川県立近代美術館 11/24まで
□ネットでなくリアル店で買おうと思っているCD三枚。
→ 大橋巨泉『プレー・ボーイ入門』、モダンジャズ三人の会『ソウルを求めて』 売れているらしい。もう店頭在庫しかないらしい。
→ amephone『春風』
→ place called space『place called space』[→ontonson]
→ RAPシベ超[amzn] 「チョーチョーチョーチョーッ、シベ超! というソウルフルな音楽に乗って、『シベリア超特急、3本作っちゃいました!』と水野監督の淀みない解説が始まる」(SANSPO.COM)。原作本も出ている[bk1・amzn]
□神田森莉のヤバすぎて掲載できなかった(『ガロ』でさえ断ったという)「37564ひめゆりの島」を読む。時は戦時中。ハーフだからとまわりに蔑まされている従軍看護婦がヒロイン。「愛国心は行動で示すしかない」と患者の蛆を口で吸い取ったら、「戦場の天使だ。日本ナイチンゲール万歳」と褒め称えられる。だが、だんだんと重病人がいなくなってくる。病人がいなければ蛆を吸えない。吸わないと賞賛されない。それでついに、自らけが人を作り出そうと、味方をぶっ殺しはじめてしまう…… という話。はじめから終わりまでヤバイ。神田森莉には、いつまでも落ち着かずに頑張ってほしい。んで、反対に年を経てやけに落ち着いているのが、松本充代で、彼女のサイト月刊ポンチキでの落ち着きっぷりは、初期の刺々しい作品群からは想像できなくて、ちょっと驚き。中高生のころは、まるで儀式のように、彼女の本を年何回か読み返していたものです。山田花子のように死んでしまうのではないかと思っていたけれど、松本充代がこんな穏やかに生きているというのは嬉しい誤算です。
□裏モノ日記より。「米沢さんのところに は毎度々々、コミケ会場の売り込みがさまざまなところからあるのだが、あるとき、某国家から“空母買いませんか”と電話があった、という。空母買って、その中を全部コミケ会場にしたら、という提案であったそうな。格安ではあったがケア代が膨大なものになるので諦めたというが、いやあオタクの不沈空母!」。スケールの大きな話……
□オクションで落札したアランジ・アロンゾのマフラーが届く。かわいいです。
□G=ヒコロウ『みんなはどう? メガキューブ』[bk1・amzn]、内田雄駿『ミルク』[amzn]、羽生生純『サブリーズ』[bk1・amzn]、『考える人』創刊2号を買って、仕事へ。『考える人』の編集のヒドさには考えさせられるなぁ。目次に「特集 橋本治と考える『女って何だ?』」とうたっていながら、内容は橋本治の語り下ろしが10ページくらいあるだけなんだぜ。これを「特集」と銘打っていいのか。
□あしたのジョーのパスネットカードの宣伝ポスターの上に完売御礼とあった。あっという間に売り切れたようだ。藤原龍一郎は「ああ夕陽 あしたのジョーの明日さえすでにはるけき昨日とあらば」と詠っているというのに。いまだに過去頼りっての、情けなくねーのか。『コミックバンチ』とかよ、情けなくねーのかよ。
□欲しいような欲しくないような、ちょっと気になる商品を集めてみますた。
→ カエルカフェのサンプリングCD 小倉一郎 名古屋章 石立鉄男 小沢仁志/小沢和義 梨元勝
→ 魅!!クロマティ高校メカ沢君ジッポー
→ ヴェルナー・ホルツヴァルト『うんちしたのはだれよ!』[bk1]「ねえきみ、ぼくのあたまにうんちおとさなかった?」
→ 目眩あい『独創うんこ爆弾』[bk1・amzn]
→ ビキニカラテ
→ 金太!まごころ弁当
→ サヴィニャックのポスター これはオサレ系
→ イタリア製手まわし映写機 ムプレット これもオサレ系
□ヤフオクでピーズの切り抜きを100円差で競り負けたので、自力で集めるしかないか。こんなことするのはヒロスエ以来だ。とりあえず捕獲スミは最近の『バリヤバ』vol.3, 『ぴあ』2002年12月9日号, 『TV Bros.』2002年24号と『ROCK'IN ON JAPAN』92年8月号くらい。ネットで調べた未捕獲の雑誌。
『kheer』vol.14
『SMART』02年9月号
『ROCK'IN ON JAPAN』89年12月号
『ROCK'IN ON JAPAN』90年7月号
『ROCK'IN ON JAPAN』90年8月号
『ROCK'IN ON JAPAN』90年10月号
『ROCK'IN ON JAPAN』91年2月号
『ROCK'IN ON JAPAN』92年1月号
『ROCK'IN ON JAPAN』92年5月号
『ROCK'IN ON JAPAN』93年2月号
『ROCK'IN ON JAPAN』93年8月号
『ROCK'IN ON JAPAN』93年11月号
『ROCK'IN ON JAPAN』94年1月号
『ROCK'IN ON JAPAN』94年2月号
『ROCK'IN ON JAPAN』94年10月号
『ROCK'IN ON JAPAN』96年1月号
『ROCK'IN ON JAPAN』96年4月号
『ROCK'IN ON JAPAN』97年1月号
『ROCK'IN ON JAPAN』97年6月号
『ROCK'IN ON JAPAN』97年10月号
『ROCK'IN ON JAPAN』97年11月号
『ROCK'IN ON JAPAN』01年2月号
『INTERVIEW FILE CAST』97年 vol.15
『NewsMaker』93年8月号
『パチパチロックンロール』92年3月号
『DOLL』1989年12月号
『ROCK'N ROLL』90年10月号
『バックステージ・パス』90年11月号
『宝島』89年12月号
『月刊ギグス』90年1月号
『ind's』No.20 88年
→ 羽生生純サイン会@ブックファースト渋谷店 12/7(土)14時
→ ローレンス・レッシグ、山形浩生トーク&サイン会@ブックファースト渋谷店 12/8(日)15時
→ ジーコ内山監督『魂のアソコ』公開 『悪魔の毒毒モンスター』監督ロイド・カウフマンも絶賛ってのがビミョー
→ ピーズ、ワンマンライブ決定 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
□『ヤンマガ』の増刊『スポ僧』で古谷実の短編。夢をそのままマンガ化したような雰囲気は前の短編と共通している。みるからにダメそうな中年(『グリーンヒル』のリーダ風)がホームセンターで小さな芝生を買って、サッカー場に「埋めてくれ」と持っていく。当然ことわられるも、情けない主人公の風体に同情した職員の情けで、グランドの片隅に芝生を埋めてもらえて、ああよかったね、という話。主人公の救いようのないダメっぷりが際立っている。古谷実は一貫してダメ男たちを描いてきているが、『行け!稲中卓球部』 『僕といっしょ』『グリーンヒル』までの主人公たちは、ダメなままで、無能なままでも、群れつつしぶとく生きていられた。そのあと『ヒミズ』に至っては、ダメを脱し普通を目指しているにも関わらず主人公は最後に死んでしまう。
「見捨てられた人間を描いた映画はどこにあるのか。わたしは長い間、探し回っていた。今岡信治の描く人物たちは、間違いもなく孤独な存在であり、それゆえ映画に孤独な栄光を授けているのである」(四方田犬彦『アジアのなかの日本映画』[bk1・amzn])。古谷が死にとりつかれて袋小路にはまっているのに対して、今岡の映画は生きることの意思に貫かれている。たとえ見捨てられているとしても、ぼくら、いつまでも不幸のままで生きることを学ばなければ。
例えばそれは、杉作J太郎『卒業』[→ComicPark]や三本美治『順風』
[bk1・amzn]や須田信太郎[→fukkan]が描くところのどうしようもない青春かもしれないし、例えばそれは、石原まこちん『The 3名様』
[bk1・amzn]の、ファミレス(もちろんガスト!!)でだべり続けるしかない「貧しさ」であるかもしれないけれど……
□途轍もなくいやな悪夢をみたのだが、内容は覚えていない。夜勤明けで眠ると悪夢が多い。
□Easyseek経由で注文を受けた尾上龍太郎『新世界ブラッドストリート』[bk1]を郵便局で発送。『新世界ブラッドストリート』は、大阪・新世界を舞台に、日々パチンコに精を出すダメ男を丁寧に描いていて、ピーズでも聴きながら読むと、正しく負け犬気分をとっぷりと味わえる名作である。好きなマンガなので、売れて嬉しい。
□鶴見川沿いを自転車で走って、ブックオフみずほ台店へ。尾崎かおり『ナイフ』[bk1・amzn]、遠藤浩輝『遠藤浩輝短編集(2)』[bk1・amzn]、高木信孝『ココロ図書館(2)』[bk1・amzn](アニメが良かったので買ってみた。ちなみにアニメの主題歌はラブ・タンバリンズの宮川弾作編曲の名曲)、大島弓子『グーグーだって猫である』[bk1・amzn]、岡崎二郎『アフター0(1)』[bk1・amzn]、浅草キッド『お笑い男の星座』[bk1・amzn]、『スペースシャワーTVマガジン vol.1』[bk1・amzn]、『ROCK'IN ON JAPAN』1996年10月号。CDはrumania montevideo『picnic』[amzn]、たま『きゃべつ』[amzn]を。
□rumania montevideoは、ロックと呼ぶには軟弱だし、かといってポップスとかアイドルバンドの範疇でもない、その中間のヌルさ加減が気に入っている。メロディーも良い。デビュー当時けっこうテレビでCMが流れていたが、あまり売れないのは、その中途半端さゆえか。たしかメンバーは親戚同士だったかな? (そんなことwebで検索すりゃすぐに分かることなんで、こーいう疑問符を書くのは許されないんだろうが…… それにしても、このデーターベース化のご時世に、特集が「記憶だより」っていうのは、やっぱり『車掌』はスゲエ。明日買いにいこう。)
□『ROCK'IN ON JAPAN』1996年10月号は、カスタネッツのインタビュー目当てで買った。Vo.の牧野元って、大学にいって全共闘やろうと思ってたんだってYO!! これもある意味でスゲエ。……スゲエスゲエばっか連発してるとバカに見えちゃうYO いいんだオラもうバカでオーライだぁよ。
□アマゾンから注文品が届く。アマゾンやらオークション落札品やらがしょっちゅう届くので、「無駄使いしすぎ」と同居人の怒りを買う。今回届いたのは、
五十嵐大介『そらトびタマシイ』[amzn]、
篠房六郎『家政婦が黙殺』[amzn]、
熊本マリ『忘れられた調べ』[amzn]、
OK ミュージック・ボール『Da Da Conne』[amzn]。
□五十嵐大介『そらトびタマシイ』を読んで、坂口尚を連想した。京都のブライアン・ウィルソンこと永江孝志が率いるOK ミュージック・ボール『Da Da Conne』は、言葉の選び方とかメロディの凝り方からキリンジを連想した。キリンジほどゴージャスでないところがいい。メロディ・アレンジともに素晴らしく、二回続けて聴いて、そのままうとうとと眠りに誘われ寝てしまった。インタビューによると、「映画音楽ではニーノ・ロータ、エンニオ・モリコーネ、ピエロ・ピッチオーニ、バート・バカラック、ランディー・ニューマン、ディズニーなどがフェイヴァリットだそう」で、成る程、さもありなん。
□志木駅の旭屋書店で肉柱ミゲルの『百万円!ベガス君』[bk1・amzn]を買って仕事場へ。百万円の国からやってきたガバス君、……じゃなくてベガス君は、何でも百万円分好きなものを百万円次元から百万円パワーで取り出せるのだ。スキャンしたベガス君を見れば分かるように、ベガス君、ちょっと水木が入ってる。鼻と口と目がモロ水木しげるの線である。百万円の国、いきてーよー。連れてってーベガス君!! (十万円の国でも、いや一万円の国でもいいですから)
→ 『マル被警察24時』発売記念小田扉サイン会決定@ジュンク堂池袋店 1/11(土)15:00〜
→ 絶望書店 vs. 小谷野敦
→ みづゑ
→ 青林堂、書店販売やめオンデマンド出版へ ゾッキが出回っていたのはこーいう訳だったか
→ 小野敏洋・上連雀三平センセのコメント
→ 新東宝傑作選
→ “刑務所のメシ”が渋谷のオサレなカフェで
→ NIPPON EROTICS DVD COLLECTION VOL.5 『母娘監禁 牝』は買わねば
→ 12/7 ヘルツォーク 12/14 12/21、カサベテス・オールナイト@新文芸坐
→ よせてあげて締め付けて縛って胸を作る方法
→ グル〜ミ〜
→ テルミソ
→ 新しい創傷治療
□同居人の勤務先の和光へ自転車で。まちBBSにも書込みのあった、駅出て右いったところのとんかつ屋でふたりでランチ。店に置いてあった『YOUNG YOU』(8月ぐらいに出た別冊?)を読んだら、勝田文も、志村志保子も描いていた。うーん、欲しい、百円で売ってくんねーかな、と思いつつ、昼間から酒飲んでオラよっぱらい。
□駅前の古本屋の百円均一で、小池田マヤ『バツイチ30(2)』[bk1・amzn]、藤子・F・不二雄『モジャ公(2)』[amzn]、やまだないと『恋に似ている』[amzn]をゲット。先週ここの店で、百円均一に今は亡き小澤書店の本がたくさんでていたので、12冊も買った。『定本 吉田一穂全集』とか『柴田宵曲文集』とか関口安義『評伝 松岡譲』も百円だった。(アマゾンにもBK1にも小澤書店の在庫はないようだ)。
□ゆっくりふらふら、酔っぱらって自転車で志木まで帰る。カブの鍵をなくしてしまったので移動手段が自転車しかないのだ。でも、自転車っていいね。
□家に着いて、パンクして放っておいた自転車2台を修理していると、もう夕暮れ。夕餉の買い物ついでに近所の古本屋をまわって、山田芳裕『しあわせ』[amzn]、二ノ宮知子『のだめカンタービレ(2)(3)』[bk1・amzn]、榛野なな恵『パンテオン(1)』[bk1・amzn]、川崎のぼる『いなかっぺ大将(1)(3)』、山上たつひこ『さるとび佐助』『半田溶助女狩り』、岡崎京子『バージン』[bk1・amzn](初版。カバーに『漫画ブリッコ』特製オリジナルバンダナの応募券があるので、応募しちゃおうかしら)、高橋葉介『夢幻紳士』(朝日ソノラマA5判の単行本。ジャガー堂での販売用)、小坂俊史『月刊フリップ編集日誌(1)』[bk1・amzn](百円だったんで、安いとつい手が出てしまったが、もしかしてもう持ってるかもしれん)、別冊宝島Real22『実録! ムショ行き』[amzn]を購入。
□夕飯は、昼がとんかつで重かったので夜は軽く地鶏にゅうめん。
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