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ピーズ@川崎チッタ
O.P.KING『O.P.KING』
[amzn]発売を機に、最近のピーズ追っかけ記録をまとめて書きます。もともと出不精だから、ピーズが復活しなかったら、こんなにライブにいくこともなかった。
Theピーズのおかげで、いろんなバンドを生で観ることができた。
しかーし、梅雨でジメジメしてるからか、どうも最近文章を書くのが億劫だ。気乗りしない。そもそも文章の書き方が分からなくなってきている。実際ここまで書くのに30分はかかっている。自分の書いた文を読んでいる人がいると思うと、緊張してやたらと汗が出る。でも何か薬を、例えば
プロザックとかを飲んだりして、こんな状態を治そうとは思わないんだ。プロザック飲むなんて
歴史修正主義みたいでイヤだ。「何でも治すというクスリなどないけどよ あるとして飲まないさ」
[amzn]。「お先真っ暗 充分だ ヒン曲がったまま 引きずったまんま」
[amzn]。「タフなドロ船 答えは必要ねー ドロ船に沈む ドロ船で笑う OK ヒビ入ってそーだ おちつけ おちつけ どーせ沈めれんだ 楽しんでみー」
[amzn]。Theピーズのおかげで。
その他いろいろ。Theピーズのおかげで。
「
Rockin' Liberty」
インビシブルマンズデスベッド ,
UNLIMITED BROAD CAST ,
03 ,
フラワーカンパニーズ , The ピーズ ,
YO-KING ,
外道
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何年かぶりに川崎駅周辺をぶらつく。いい顔のオヤジが多い。若いのも刺青してたりボディピアスしてたりと、活気あるやさぐれた雰囲気。ゴミゴミしてるけど開放感がある。いい古本屋も多いので、好きな街。川崎で工場バイトしていたときによく通った大通りの古本屋で、『
COMIC ぷちみるく』vol.1、
天竺浪人『BLIND』
[amzn]、
米倉けんご『私立星之端学園 恋愛専科』
[bk1・amzn]、
ルナン,
フィヒテ,
バリバール,
鵜飼哲『国民とは何か』
[amzn]を購入。相変わらず安くて品揃えもよく、店内の雰囲気も全く変わっていなくて懐かしかった。(そうだ、川崎と云えば、今度
川崎市市民ミュージアムで
向井秀徳コンサートがあるみたい。やるな川崎)。んで、クラブチッタへ。
会場は平日だからか空いている。
まずはじめに、インビシブルマンズデスベッドですが、ヴォーカルの人が、ステージ脇からパイプ椅子をいくつか取り出してきて、ステージ中央に並べはじめたんです。あたし、何をはじめるのかと思ったんです。そうしたら、パイプ椅子をひとつ持ち上げて、頭の上でパタパタと、椅子を開いたり閉じたりしはじめたんです。それだけなんです。ずっとそれだけなんです。なんか少し変なんです。でも、あたし、感じちゃったんです。あと、でっかいスピーカーの上によじ登って、つもった埃を、パッパッって、手で掃い続ける姿にも、すごく感じちゃったんです。(なぜだか
宇野鴻一郎風に書いてみたくなったんです。
変換フィルタ 宇野鴻一郎なんです、なんてあるんです)。
UNLIMITED BROAD CAST。「人を羨むことをやめたら 自分が好きになった」とかいうありふれた言葉を、恥ずかし気もなく堂々と歌える最近の若者はどうなっているのか、不思議に思った。「絶対に違うことを言ってやる!!」
[amzn]くらいの心意気は欲しい。
03はドラムが
そうる透、ベースに
T.M.スティーブンスという大御所ふたりに、ギターの女の子と全く新人のボーカルの女の子のバンド。今回はT.M.スティーブンスは欠席。そうる透のドラムはさすがだし、ボーカルもギターもソツなく上手いとは思うんだけど、うーーん、
ナンシー関が「
夜もヒッパレ」について云ってたように、音楽って、うまけりゃ良いってことじゃないんだよな。曲のタイトルが「憂国」とか、諸所に
ぷちナショ入ってるのも、どうも自分の趣味と相容れない。
与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を歌っていたんだけど、反戦=与謝野晶子って、教科書に載ってるそのまんまだよ。もうちょっとヒネリがないのかと思う。最近若いバンドが「いちご白書をもう一度」とか「贈る言葉」とか、本来ならパロディのネタ元にしかならないものをまともにカヴァーして、しかもそれが売れているということは、ヒネリというかパロディというか、そーいう屈折が尊ばれた時代はもう過ぎたんだろうか。大衆に余裕がなくなってきてる? 「03」っていうやたら検索しにくいバンド名は、東京って意味だそうです。やっとこさ見つけた
オフィシャルと
ファンサイトとおまけで
インタビュー。オフィシャルにある、音楽ライター/
稲井想(googleで一件もヒットなし。誰?)って人の「コイツら少なくともJIS規格じゃない」というコメント、笑いますた。このフレーズ流行るかも、個人的に。
フラカンはステージも客もノリノリ。ボーカルのケイスケさんが、シャツと靴と靴下まで客席へ投げたのはいいけど、最後、「はい、こっちに投げて」って、ちゃんと全部、靴下まで回収するのには腹がよじれた。おもしろすぎる。毎回あのネタやってるんだろうか。
んで、ピーズ。ハル側には女子がいっぱいで気が引ける。しかし、噂によるとアビさん側ではゲロを吐いてる人がいたらしいので、ハル側にいて正解だったみたい。MCでは「家にクーラーがない」ってのが沁みた。さいきん「とどめをハデにくれ」をやってくれないのね、さみしい。カスのまま、わけわかんねーまま散りたいぜー。世の中とか要らねーって、踊り狂いたいぜー、飛び跳ねたいぜー。でもコレって贅沢な願いだよ。だってピーズを生で観られるなんて全く思ってなかったんだから。何の曲をやろうと構いはしねーんだ。もう。ほんとに。観れるってだけで。
この日ちょっと衝撃だった会話。若い女子たちの会話で、「YO-KINGと外道、どっちがトリ?」「YO-KINGでしょ」っていうの。えーー? YO-KINGと外道だったら、どう考えても外道がトリでしょ。やっぱり「教養」って廃れてるんだなあ。
YO-KING。YO-KINGは幸せオーラが出まくってて、眩しい。ハルと違って、家にはクーラもあるだろう。帰ればYUKIがご飯作って待ってたりするんだよ、きっと。軽く嫉妬。まあ、しかし、幸せである必要はないんだ。人のことは人のことだ。
トリはもちろん復活した外道。ステージに
鳥居が!! スッゲー。1曲目はベストアルバム
[amzn]でも1曲目だった「香り」。♪げー、げげげげげげげげげげげげげげげげげげげげ外道!!!♪ これが聞けただけで、もう満足。だってあの音圧で、歌詞が「げー、げげげげげげげげげげげげげげ外道」だよ。何回きいても、いくつ「げ」があるのかわからん。かっこ良すぎ!! 外道が解散した1976年、オラ、まだ生まれたてほやほやの1歳。「確かに未来が昔にはあった」
[amzn]。
電車がなくなるので早めに帰らないと、ってことで、外道の途中で会場を後にしたにも関わらず、人身事故で山手線その他がストップし、やたら遠回りに乗り継いで帰宅。ライブより帰りの電車のほうが疲れたのもいい思い出だ。

外道Tシャツやっぱりホスイ。買えばよかった。(白地に赤い字のTシャツのほうが好きなんだけど画像が見つからない)。
(ちなみにここまで書くのに5時間かかってる。一晩かかってこれだけ。もう疲れた、寝る。
冒頭、まとめて書くって云ったけど、やっぱヤメ。続く)。
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7月22日 川崎CLUB CITTA'
人喰いエイリアン

「
ユーロトラッシュ不法集会リターンズ」
ノーマン・J・ウォーレン監督『
人喰いエイリアン』(1978年イギリス)
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くだらない映画(よく言えばカルト映画)ばっかり発売してるレーベル
TRASH MOUNTAIN VIDEO主催の上映会。上映会の公式ページは
こちら。
客は15人くらいで、平日昼間にしては盛況。若いオサレな女の子が多い。いい時代だなあ。カップルもいた。デートでこんなの観にくるなんて!! いやな時代だなあ。無職で行き場のない屑どもが観に来るべきですよ、こーいうのは…… 僻んでるだけですが。
地球人は食用に適しているかどうかを調べるためにやってきた宇宙人。人間の男に化けて迷い込んだ先は、森の中にあるレズビアンカップルの住む館。
宇宙人さんは
松岡修造さんのように食いしん坊で、レズビアンカップルの飼っている小鳥を食っちゃったり、森をうろつくキツネを食っちゃったり、池にいる白鳥をみて涎じゅるじゅる、捕まえようと池に入るも、泳げないのだった。バカ!!
このおぼれるシーンで唐突にスローモーション、バックには大仰な音楽が流れて盛り上げる演出なのだけれど、観てるこっちはなぜここが見せ場になるのか分からない。( ゚Д゚)ポカーン この無意味さがいいなあ。痺れる。
あとおもしろいシーンは、宇宙人さんがパーティでわけもわからず女装させられ、シャンパン飲んでニヤニヤしてる場面。シャンパンがかなりお気に入りのようです。
最後はレズビアンカップルをふたりとも食い殺して、仲間の宇宙人に「地球人は良質のタンパク源になるぞー」と報告して終了。
ほんとはオラだって、『
家宝』とか『
春の惑い』とかさ、なんつーの? まともなシネフィルっぽい映画を観たいんだけど、足が向くのはこんなんばっか。どこで人生間違ったんだろ。
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7月2日 UPLINK
■携帯で話しながら歩いてる人って、とつぜん立ち止まるよね? 後ろを歩くときは気をつけよう。/お昼に同居人と待ち合わせて和光でランチ。そのあと渋谷の
アップリンクへ愛車の
リトルカブでトコトコと。『人喰いエイリアン』を観て、次の『処刑軍団ザップ』まで時間があるので、詩集で有名な宮益坂の先の
中村書店へ。古本屋に似合わないギャル風の金髪姉さんがいておどろきました。ずっと探してる
阿部恭久の詩集はいつか見つかるのだろうか。マイナーな詩集は探すのが難しい。『
清水哲男詩集』などを購入。きた道をそのまま辿ってアップリンクへ戻ろうとしたら、一方通行で同じ道では戻れない。うろうろうろうろ、方向音痴っぷりを見事に発揮して、なかなかアップリンクへたどり着けず。結局『処刑軍団ザップ』は見逃してしまった。DVD
[amzn]を買わなきゃいけないデスカ。ブックオフで買物して帰宅。『
本の雑誌』が発端なんだろうけど、
本屋に入るとウンコしたくなるのは何故かというやつ。自分も本屋に入ると便意をもよおしてしまう。今日もブックオフでウンコしたくなって、ウンコの前にはオナラをしたくなるのが常で、我慢できずに人のいないところでオナラをしたら、したとたんに店員が本の補充にやってきて、あわてて逃げた。キャー。
■購入古本_和光駅前の古本屋
・『週刊ヤングマガジン』NO.31 7/14号
・
岡崎京子『恋とはどういうものかしら?』
久々にヤンマガを買った。
松本剛の短編「海風」目当て。
■購入古本_ブックオフ原宿店
・
パルコキノシタ『漂流教師』
[bk1・amzn]
・
森薫『シャーリー』
[bk1・amzn]
・
大野安之『scene』
・
小野敏洋『MAGIC』
[bk1・amzn]
・
天久聖一『ドムーン』
[bk1・amzn]
・
夏村シュン『赤い玉が出るまで』
[bk1・amzn]
・
加藤賢崇『いぬちゃん』
・
つりたくにこ『未発表作品集 彼方へ』
・
近藤よう子『火宅』
[bk1・amzn]
・
諸星大二郎『私家版鳥類図譜』
[bk1・amzn]
・
SABE、
別役礁、
新田真子他『ビザールコレクション(2)』
パルコキノシタ『漂流教師』はイラストとサイン入りだった。以前ヤフオクでサイン入り本を競り負けたことがあったのだが、あのとき負けて良かった。
驚いたのはつりたくにこ『未発表作品集 彼方へ』なんてのがブックオフで手に入ったこと。パルコキノシタといい、誰かマニア系の人が売ったのかしら。
『ビザールコレクション』はこれでやっと2冊揃った。
永山薫による本格的な別役礁論はまだかしら。
■購入古本_
中村書店
・
清水哲男『現代詩文庫68 清水哲男詩集』
・
北川透『同時代覚書 詩的弾道』
清水哲男は250円。北川透は500円。
■購入新刊
・
古賀亮一『ニニンがシノブ伝(1)』
[bk1・amzn]
・
松田洋子『赤い文化住宅の初子』
[bk1・amzn]
同居人が買ってきた。『
ニニンがシノブ伝』はおもしろいなあ。
音速丸ストラップをつけるためなら携帯買ってもいいかも。
ドラマCD、一般発売されてるはずなのだが、amazonでヒットしない。調べたらアニメイトで
売ってました。買おうかな。
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