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根本敬

sorry,
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根本敬 『映像夜間中学』
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いま思い出し中。メモっときゃよかった。
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3月28日 UPLINK FACTORY
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marini monteany
イラスト_click拡大
marini monteany イラスト作品展『home』
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サイトの紹介によると「多摩美術大学生でイラストレーターとしても活躍中の野田智裕さんと、フリーのイラストレーターとして活躍中の篠崎真裕さんの男女2人のユニット」。デザインフェスタで記帳したら案内が送られてきたので出かけた。
デザインフェスタはコミケの美術版みたいな感じのイベント。ブースに分かれて、大勢の出展者がポストカードとか手作りのオブジェなどを売る。参加者は美術系の専門学校や大学生が多いのかな。
出展されている作品は、ミクロでみればそれぞれ違うが、マクロでみればだいたい同じ印象のデザインフェスタで、marini monteanyの絵は、独自の作風をかろうじて確立しているので目に付いた。
かわいいだけでない、どこか影のある作風に心引かれるところがある。
多く描かれるのは不機嫌な表情の子供たち。外へ向かって媚びていないのが良い。子供だからって笑ってばかりいられないのだ。
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3月11-29日 立川ブラインド銀座ショールーム
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お友達の絵です。
二人が一緒に作る絵は素敵ですね。
外見の端正さも目立つ二人ですが、内面もより大きいんだなと実感です。
これからも頑張って欲しいなぁ。
Posted by: am on Wed, 4 Jun 2003

そうです、ステキですね。
最近は都合がつかずなかなかデザインフェスタに行けないですが、影ながら応援してます。
吉本ばななとか誰か著名人が一言誉めればブレイクすると思います。
Posted by:イシハラ on Thu, 5 Jun 2003



0325 tue.
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マンガ界のオルタナティブ!『まんがイーター』只今制作中!    良さそう。
underground recycle    良さげ。
RYOHEI YANAGIHARA    これも良さげ。
空気公団『こども』100人通販開始    
嘔吐で反戦訴え    
福田恒存 『平和論に対する疑問』 昭和29年    
♪朝目が覚めたら死ね!♪ - 泣く泣くかぐや姫/愛川欽也    

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PAGEBOYモデル
名前不明

21日に載せたモデルのコ。PAGEBOYのサイトから。
このかわいさで、そのうえ文科系で、本や映画が好きで、しかも本の趣味が本上まなみと同じようだったりして、で、古本屋めぐりとか一緒にして、収穫を喫茶店で見せ合ったりして、そいでそいで、ああ、ああ、……妄想妄想、妄想自粛。
本上まなみの趣味のよさは、悪木盗泉3/10にある『ほんじょの鉛筆日和。』[bk1amzn]の引用リストから窺い知ることができます。

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最近買った古本。まず古本市場朝霞店にて購入ブツ。文庫95円セール中だった。
小田嶋隆『山手線膝栗毛』[amzn]
大澤真幸金子勝『見たくない思想的現実を見る』[bk1amzn]
佐々木俊介『繭の夏』[bk1amzn]
横尾忠則『波乱へ!! 横尾忠則自伝』[bk1amzn]
西川長夫『国境の越え方』[bk1amzn]
吉田知子『千年往来』[bk1amzn]
犬上すくね『恋愛ディストーション(4)』[bk1amzn]
おがきちか『エビアンワンダー(1)』[bk1amzn]
山田芳裕『いよっおみっちゃん』[bk1amzn]
征矢浩志『冒険時空タイムネット(1)』[amzn]
石田敦子『魔女レーナマジョりーな 完全版』[bk1]
のだしげる『巨根三四郎(2)疾風編』

『恋愛ディストーション(4)』はこれで終了。何度も読み返すだろう。『巨根三四郎』は「きょこんさんしろう」でなく「おおねさんしろう」と読む。こーいうバカバカしいのも買ってバランスをとらないと気がすまない。こんな自意識やっかいだ。脳ミソが邪魔だ、脳ミソ半分とっちまいたい。(©大木温之[amzn]) ピーズの渋谷AXワンマンでは「脳ミソ」が聴けた。「脳ミソ」で踊った。足がつった。次の日は筋肉痛になった。もう充分満足だ。

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古本市場は全店文庫95円セール中だろうか? もしそうなら志木店には『大菩薩峠』が揃っていたはず、あれを買おうと意気込んで別の日に出かけた。が、買い忘れた。
桐野夏生『ダーク』[bk1amzn]
つかこうへい『あるキャッチボール屋さんの悲劇』
色川武大『唄えば天国 ジャズソング』[bk1amzn]
平井呈一編訳『恐怖の愉しみ(上)(下)』[bk1amzn][bk1amzn]
大川豊『お笑いテロリスト大川総裁がゆく』[bk1amzn]
神林長平『魂の駆動体』[bk1amzn]
結城昌治『志ん生一代(上)(下)』[bk1amzn][bk1amzn]
井波律子訳『三国志演義(1)』[bk1amzn]
火浦功『奥さまはマジ』[bk1amzn]
山本夏彦『世間知らずの高枕』[bk1amzn]
野中花『昭和・奇人,変人,面白人』
中井英夫『名なしの森』
堀江敏幸『子午線を求めて』[bk1amzn]
ちば・ぢろう『変身! となりの公魅子さん』
花くまゆうさく『東京ゾンビ』[bk1amzn]

いかにも古本市場って感じの買い物だなあ。桐野夏生、ちば・ぢろう、花くまゆうさく以外全て95円。プロレタリア文学として桐野夏生を読むような書評はないんだろうか。中学高校と読みまくったつかこうへいの日記シリーズを読み返そうかと思って探したがなかった。つかへいの角川文庫はもうほとんど絶版。もったいない。火浦功『奥様はマジ』は表紙本文イラストに花見沢Q太郎。かわいい。山本夏彦は家人へおみやげ。27歳の家人はさいきんスーパーへ買い物へ行くと、備え付けのビニールを余分にもらってくるようになった。女の人はいつからおばさんになるんだろう、その境目はなんだろうという長年の疑問が解決された。

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オークションにて落札ブツ。
小野十三郎『試論+続詩論+想像力』
中江俊夫『中江俊夫詩集(1)』山梨シルクセンター版
吉岡実『薬玉』
ポール・グリフィス『現代音楽 1945年以後の前衛』
清田聡『染盛はまだか』

JOHN CALETONY CONRADANGUS MACLISELA MONTE YOUNGMARIAN ZAZEELA『inside the dream syndicate volume1:day of niagara(1965)』[amzn]
O.S.T.『打ち上げ花火、下からみるか? 横からみるか?』[amzn]
あがた森魚『赤色エレジー』EP
あがた森魚『蓄音盤』
O.S.T.『港のロキシー』[amzn]
Thomas Wilbrandt『mono tones』

ラ・モンテ・ヤングの音盤がことごとく入手困難なのは、本人が音質などにこだわりすぎてなかなか出させないからだとか。La Monte Young礼拝堂は、多分日本で一番ヤングに詳しいページ。『打ち上げ花火……』もそうだけど、岩井俊二作品とかテレビドラマの劇伴で売れっ子のREMEDIOSって麗美なんですって。アマゾンのレヴューではじめて知りました。奥菜恵一色紗英が主演した『ふたり』の音楽も良いです。あがた森魚は高野文子ジャケの『ラジオ・ショウ』も出品されていたが、3000円を楽に超えたので入札を控えた。出たときに買っときゃよかったんだよな。『ラジオ・ショウ』も『蓄音盤』もいつでも手に入ると思って買わなかったのは失敗。でもあの頃は金がなかったからな。
落としそこねたのは、詩の雑誌『無限29』 、Iancu Dumitrescuは騒音系のマニアが多いのかいつも落札できない。斉藤哲也のUNDERCURRENT『abyss to abysse』、梅津和時の酔狂な変拍子バンド、シャクシャインの『DESERT IN A HAND』もダメ。

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なぜだか昔のプログレ熱が再発して、アレアのライブBOX[amzn]を注文。プログレはアレアに尽きる。高校時代にアレアとマウロ・パガーニ『地中海の伝説』[amzn]を聴いて、「もうこれ以上はない」とプログレ熱が冷めた。

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新刊は少なめ。
武富智『武富智短編集A SCENE』[amzn]
武富智『武富智短編集B SCENE』[amzn]
『SHIGHT』15号
『モーニング』NO.16 4/3号

武富智の短編集は、予告から実際出るまで長かった。ようやく。一読、じーんときた。ロッキング・オン社の雑誌なんて、普段はまったく眼中にないが、『SHIGHT』は手塚治虫特集なので購入。『モーニング』はちばてつや賞入賞作の熊谷杯人「THE BLUE sky HEARTS」目当て。どんづまり感漂うアナクロな作風、気に入った。こーいうのがあるから『モーニング』はちゃんとチェックしとかなきゃ。4/7発売の新人増刊『アーリー・モーニング』では、長らく沈黙していた室井大資の新作が掲載されるらしいので、もう今から待ちきれない!!!

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工藤礼子
ジャケ
工藤礼子 『夜の稲』
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MAHER SHALAL HASH BAZ マヘル・シャラル・ハシュ・バズの工藤礼子ソロ2作目。
例えば幼い頃に爪弾いたバイエルの響き、いつも繰り返し読んだ絵本。それでいて、濃厚な死のイメージも際立って。マンガで言えば冬野さほのような。
私の葬式のときはこれを流してください。けっして一青窈など流さないで下さい。
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2000年発売 majikick records
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0321 fri.
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「嫉妬深い夫が不貞の妻に対して述べることの全てが本当だったとしても、それでも彼の嫉妬は病理なのだ」(2003/03/21)    
イラク攻撃について    
朝日の本音
★★★ 板 尾 大 統 領 ☆☆☆    

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吉田知子の新刊[bk1amzn]が出たと買書日記で知り、近所の書店をいくつか巡るが置いていないのだった。吉田知子の新刊を待ちわびるヤシなんて全国に1000人もいないだろうから、刷り部数も少ないのだろう。サイタマあたりにはほとんど配本がないのかも。ショボーンだ。仕方なく、『relax』『Olive』買った。

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『relax』はコロコロ特集。まだ未読。
『Olive』はニュー・ガーリー特集。石原さとみ目当てに購入。でもショートカットじゃないし、あんまいい写真じゃない。なぜか小田扉がガーリーとして紹介されていた。乙女ライター山崎まどかのコラムによると、最近のDJはmp3を編集してCD-Rに焼いて、それ持ってってかけるだけなんで手持ち無沙汰らしい。クラブとかあんまいかないんで知らなかったが、近頃はそうなんでしょうか。MP3でスクラッチやミキシングって記事があったからそうなのかも。ところで、山崎まどかが山崎カヲルの娘だというのは今まで知りませんでした。これって再生産の一種でしょうか?[bk1amzn] [bk1amzn]

olive1
olive1
ALICIAの広告のモデルのコ。イイ!! 誰ですか?

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坂本真綾
ジャケ
坂本真綾 『DIVE』
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いつにまにかこのページもたくさんのアンテナに補足されるようになった。ありがとうございます。なかに坂本真綾の曲名から名前をとった私は丘の上から花瓶を投げるという真綾系アンテナにもなぜか補足されているようだ。はて、過去に坂本真綾について書いたことはなかったはずだが、なぜオイラが真綾萌えだと分かってしまったのでしょうか。
声優さんはあまり聴かないが、坂本真綾はよく聴くなんて言うと、アニメはあまり見ないのに細田守演出回は見るとか、エロマンガはあまり読まないけど町田ひらくは読む(これは過去、永山薫枡野浩一の間で論争みたくなりました、懐かしいー)とかと同じようないいとこどりみたいで、濃い声優好きのみなさんに怒られそうで気が引けてしまうなあ。とりあえずあやまっておこう、すいません。
坂本真綾の魅力をいくつか。まずかわいい、歌い方にヘンな癖がない、詞がかろうじて応援ソングに堕していない。そしてプロデューサー菅野よう子の作曲編曲がとてつもなく素晴らしい、とこんなところでしょうか。菅野よう子は本当に良いメロディーメーカーで、アルバム最後に収録の「DIVE」なんて、一時期頭から離れなくて、いつも鼻歌で歌っていました。
渡辺等今堀恒雄菊地成孔といった面々も参加しているので、そーいう方面が好きな人にもおすすめです。
あと声優さんだと千葉千恵巳も好きです。とくにくじら杉林恭雄が作詞作曲編曲を手がける『クルミ』[amzn]は名盤だと思います。
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1998年12月発売 [amzn]
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0318 tue.
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国会図書館、明治期の本の著作権者5万人を調査
母親にテレビのスイッチを切れと言われ腹が立って殺した    
名刺で紙飛行機を作る。遺伝子の奥深くに眠る、静かなるも激しいこの衝動からは誰も逃れられない。
埼玉県歌    
空気公団 ドラマ「Papa told me」エンディングテーマに決定    
平沢進 - 殺戮への抗議配信    

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14時間くらい寝たかも。ほっときゃいつまでも寝つづける。
「東京ラブ・シネマ」の予告に大瀧詠一の新曲が流れた。大瀧詠一が働くってことは本当に不況なんだ、と確かナンシー関が書いていたのを思い出す。

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demo demo

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香港漫画
書影
Wendy Siuyi Wong 『Hong Kong Comics : A History of Manhua』
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Okimi's topicsの2003/3/7の項を読んで、すぐさま注文。
第二次大戦後の香港では、労働者階級や子供たちの間でもっともポピュラーなメディアがマンガだった。これはその香港マンガの歴史をジャンル別に俯瞰した本。1000点以上もの図版は眺めるだけで楽しい。(左の表紙をクリックすると、ちょこっと内容見られます)。
近年では大友克洋池上遼一の影響というのはやっぱり大きいのだなあ。
おもしろかったのが『小流民』という、子供たちが悪い大人と戦うらしきマンガの表紙。多分『バイオレンス・ジャック』の序盤みたいな話なのかな。

にやけすぎ
↑左下の少年、イイ顔でにやけすぎ。

刺しすぎ
↑刺しすぎ。容赦ない。刺されてる男、なぜだか嬉しそう。

刺されすぎ
↑刺されすぎ。黒ヒゲ危機一髪?
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2002年5月発行 Chronicle Books [amzn]
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永江孝志
ジャケ
永江孝志 『OK MUSICS』
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OK ミュージック・ボール率いる永江孝志の宅録作品集。
永江孝志が京都のブライアン・ウィルソンって、いままでピンとこなかったが、なるほどこれはブライアン・ウィルソン直系だ。
バンドスタイルの『Da Da Conne』[amzn]も相当な傑作だが、これもかなりのものです。才能あるなあ。
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2000年11月発売 [amzn]
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0316 sun.
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マジックを超え超絶の癒し系CD    
ゆんゆん校歌    
『血と薔薇』全3号豪華復元    平岡正明編集の4号もキボンヌ

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最近の購入本。
殿山泰司『三文役者の待ち時間』[bk1amzn]
原子朗『大手拓次研究』
長田弘『記憶のつくり方』[bk1amzn]
長田弘『一日の終わりの詩集』[bk1amzn]
Wendy Siuyi Wong『Hong Kong Comics: A History of Manhua』[amzn]
平均律『少女と活字』[通販]

『三文役者の待ち時間』は他のトノさん本と比べると少し文体のテンション低いが、ハヒハヒ言いながらあっというまに読了。ちくま文庫はエライ。
金子みすずより左川ちかだし、萩原朔太郎より大手拓次だよねモチロン。大手拓次の詩は青空文庫あり。あー、しかしまたこんな比較する書き方しかできんのかオレは。よくないね。
長田弘の詩はかっこいいフレーズ満載でしかも現代詩にしては読みやすい。世評は高いが、どうも上っ面だけの言葉のような気もする。相田みつをすれすれというと言い過ぎだが。
平均律の『少女と活字』。サイトの紹介文によると「有名な欧文書体をむりやり擬人化してはぁはぁする本。書体の成り立ちや簡単な説明とともに紹介します。文字好き活字好きフォント好きの人に。」

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最近の購入・注文・予約CD。
高橋悠治『リアルタイム5 翳り』
O.S.T.『20世紀ノスタルジア』
柴田淳『ため息』[amzn] 『月光浴』[amzn]
工藤礼子『夜の稲』
ビーチ・ボーイズ『THE CAPITOL YEARS 4CD BOXSET』
熊木杏里『殺風景』[amzn]
原田依幸『EHYANG イヒャン』
井上敬三『passionate age』[amzn]

柴田淳という人は独善音楽評ではじめて知った。オフィシャルサイトの写真を見ると、初期広末がそのまま大きくなったような美しさ。
熊木杏里の新譜は速攻予約です。
ピットインの山下洋輔片山広明大友良英中村達也のセッションで久々に山下洋輔のピアノを聴いた。そしたら原田依幸が聴きたくなった。この日のセッションとか原田依幸についてはそのうち書く予定。井上敬三の『passionate age』も原田絡みでamazonで注文。amazonで自分の注文するものはことごとく届くのが遅い。去年の12月11日に注文したAmephone『Retrospective』は、ずっと放置プレイしていたのだが、やっと今月8日、3ヶ月後になって入手できない旨のメールが届いた。まあもともと入手できないだろうと思ってたからいいんだけど。

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その他には、犬童一心監督の『20世紀ノスタルジア』のメイキングビデオ『インフィニティ』とか、空気公団『約束しよう』の店頭告知ポスターなどを買った。
『インフィニティ』は原将人の『おかしさに彩られた悲しみのバラード』へのオマージュになっているのだった。

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TODAY

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YO-KING presents『TODAY』 出演*YO-KING奥田民生theピーズ(オープニングアクトdetroit7)
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夜勤明けで爆眠するも、なんとか15時30分くらいに起きて、ライブだからコンタクトを入れて家を出た。ハイロウズのライブで眼鏡が歪んでいらい、ライブんときはいつもコンタクトだ。志木から池袋へ、池袋からりんかい線直通の埼京線で東京テレポート駅まで一時間くらい。ヴィーナスフォートとかいうショッピングモールの「KOBARA HETTA」というそのまんまの店名の店で「かつDON アンチョビのバターソースかけ」などという気色悪いものを食す。けっこううまかった。
開場より30分くらい遅れてzepp tokyoへ。こんな副都心にまでダフ屋がいた。会場はすごい人で「すごい人がいるなぁ」と呑気に感心していたら、いきなりピーズ!! うおー。なんとか前の方へ行こうとしたが、区切りの柵が多くてなかなか進めず。柵多すぎ!! 曲は「生きのばし」「どこへも帰らない」「底なし」「ブリロー」「無力」「ヒッピー」「サイナラ」「ゴーラン」「グライダー」「とどめをハデにくれ」。「ヒッピー」と「サイナラ」でYO-KINGがハープで参加。ピーズを観れるなんて夢のようだ。ハルは「幸せだ」と何度も言っていた。俺も幸せだ。幸せだからあっという間に時間が過ぎ、いつもの締めの「グライダー」。「ああ、『グライダー』ってことはもう終わりか」と思ったら、ドンドコドンドコとシンイチロウのドラムが。フェイントで「とどめをハデにくれ」 キタ ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━ !!!!! (とか書いてるから、どこかのページで2chで書き込みしてるって言われるんだろうけど、してませんYO) 一緒に行った連れはユニコーンに青春を捧げたクチで、とくにピーズファンでないのだが、「ハルかっこいー。王子様に見えた」とトチ狂った。ずいぶん年くって貧乏くさい王子だが。
二番手、奥田民生。もっとゆったりしているのかと思ったら、思ったより激しい演奏。ピックを客席にいっぱい投げていた。
演奏合間に、隣にいた婦女子たちが金八再放送について話し合い。みんなみてるのだなあ。
YO-KINGバンドは、ベースにフラワーカンパニーズのグレート前川、ドラムは元チェンバロのデューク・アイプチ。グレート前川がホントに楽しそうにベースを弾いていて良かった。
ラストはハル、シンイチロウ、YO-KING、奥田民生による共演。古いロックの曲をそれぞれボーカルで三曲。ベーシックな教養ないので、曲名は分かりません。なぜかまた民生はピックをばらまいていた。いつもあんなにばらまくのだろうか。
そして、YO-KINGの名曲「人間はもう終わりだ」で締め。この面子で「人間はもう終わりだ」を聞くなんて、もうこの先一生なさそう。
「いつか死ぬ いつかゼッタイ死ぬ」なんて歌いながら、YO-KINGもハルも民生もそうそうくたばりそうもねえ。「人間はもう終わりだ」って、そう簡単に終わりはしねえ。「人生というものはダラダラと始まり、そしてズルズルと終わる」(殿山泰司)。バカばっかやってだらだらだらだら続いてくんだ。ズルズル生きのばすんだ。そんでまあ、とりあえず労働しようぜ、死なねー程度に。
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2003年3月8日 zepp tokyo
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ナンシー関
書影
ナンシー関+リリー・フランキー 『リリー&ナンシーの小さなスナック』
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雑誌『CREA』掲載の対談。
リリー・フランキー曰く「一度引っ越そうと決めると、もう何でも今の所でやるのがツラくなってくる。昨日も優香のグラビアをスクラップしようとして『ああ、新しい所でゆっくりやりたい』とか思って、やめてしまったり」
あの歳になって、まだ優香のスクラップをしているなんて、ロックだなあ。こーいうダメなオトナはなんか信用できる。
このあいだ本棚の上につんでいた昔の広末スクラップが頭上に落ちてきて、久々に中を見たら、まぶしかった。ドキドキした。思わず昨日、オクションで『20世紀ノスタルジア』のサントラを落札してしまった。
若い頃はオパーイ好きの自分を肯定できなかったが、もう今では堂々と自分はオパーイ星人あるいはパイダーマンなんだと全面肯定できる。
歳をとるって、こういうことなのかもしれん、とこの本を読んで、歳のとり方について思いを巡らしました。
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2002年12月発行 文藝春秋 [bk1amzn]
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秋山駿
書影
秋山駿 『簡単な生活者の意見』
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ニューアカと無縁で、デリダやフーコーに負債のないエクリチュールを持つ批評家のなかでも、秋山駿はとくにひっかかっている存在で、大学時代、川崎の工場で肉体労働の帰り、川崎駅近くのいまどき珍しい古本屋らしい古本屋で『内部の人間』を買って読み始めたものの、そのときは途中で挫折してしまった。今回和光駅裏の古本屋の百円棚で手に入れたこの本を読んでみたら、これが予想外におもしろくて意外なほど。秋山駿の本のなかではマイナーなのか、書名でgoogle検索したら4件しかヒットせず、すべてが古書目録だった。でも『内部の人間』よりおもしれーんじゃないかと思う。
「本当に楽しかった日なぞ、一日だってなかった」「一様に社会に対してよい事しか言わぬ小田実の弟子たちによって、私はこの場所から追放されるだろう」「資源を大切にする? そうか! それならばどうか、人間を大切にして下さい。それから、コインロッカーにそっと赤ん坊の死体を入れる未婚の母親も大切にして下さい。彼等は人間なのだから。そして世界の将来や、人類の未来や、われわれの明日の運命が気にかかる、などという人は、どうか彼等にお金を分けてやってください」
ちょこっと抜き出してみたけれど、まあ、全篇こんな感じである。
読んでいて思い起こしたのが、中原昌也である。例えばこれ。あるいは『SPA!』で連載している、「金がない」「ほんとに金がないんだよ!!」といった個人的な愚痴兼用の映画評。ためしに中原昌也+秋山駿で検索したがもちろんヒットなし。中原昌也の先達として秋山駿を探索し始めようと思った。秋山駿は中原昌也について何か書いているのだろうか。気になる。
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1988年1月発行 小沢書店
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0309 sun.

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0302 sun.

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