『ユリイカ 2008年6月号 特集=マンガ批評の新展開』
ISBN/ASIN: 4791701798 , 9784791701797
版元/サークル 青土社
出版年 2008-06-01
定価/頒価 1300円
デザイン 名久井直子
装画 島田虎之介
本文イラスト
「私の昭和史 戦後篇 30」中村稔
「原典探索者 ポール・ペリオ」中野美代子
「アクティヴ/パッシヴ・フィードバック」佐々木敦
「地道な支え」竹西寛子
「水の女、眠る男。巨大女、遠い場所」早坂類
特集*マンガ批評の新展開
「マンガにおける視点と主体をめぐって」夏目房之介×宮本大人×泉信行
「キャラたち/キャラクターたち」(『3月のライオン』 ――零たちと読者たちの視点)泉信行
「ユートピアゆき猫目の切符」(『よつばと!』 のメタ感情記号)斎藤環
「いつかあなたとはお別れしなくてはなりません」(作者である飼い主は愛する猫との別れをどう描くのか)吉田アミ
「福満しげゆき、あるいは 「僕」 と 「美少女」 の小規模なセカイ」(マンガは複眼で触り続ける)杉田俊介
「平坦な戦場をループさせることで生き延びること」(『リバーズ・エッジ』 と 『ひぐらしのなく頃に』 を MAD する?)濱野智史
「うるさくて何が悪い」(黒田硫黄と黒と白)麻草郁
【注目作家インタビュー!】
「現実(リアル)を素材に夢(ファンタジー)を錬(ね)る 『鋼の錬金術
師』 という錬成の行方」荒川弘聞き手=藤本由香里
「世界の断片をつなぐマンガの力」島田虎之介聞き手=伊藤剛
【マンガ/批評の未来】
「マンガの/と批評はどうあるべきか?」東浩紀×伊藤剛
【マンガ批評も変わる】
「『テヅカ・イズ・デッド』 のそれから」伊藤剛
「一般キャラクター論のために 『テヅカ・イズ・デッド』 再考」師茂樹
「コマ割りは 「何を」 割っているのか 翻訳者のノート」野田謙介
【「日本マンガ」 という悪い場所?】
「「クールジャパン」 と 「MANGA」」小田切博
「漫画の新しい体質」福嶋亮大
「おたくと漫画」森川嘉一郎
【マンガ読者の現在】
「失われた成熟を求めて マンガ・オタク・批評」東浩紀×伊藤剛×金田淳子
【パリからのレポート】
「国際会議 「マンガ、60年後・・・・・・」 について マンガ・西洋・アカデミズム」中田健太郎
「オタク現象と日本のポストモダニティ」東浩紀コメンテーター=ミシェル・マフェゾリ
「日本マンガにおける「演出」と「フレーミング」 様々な視覚的物語手法の分析(長谷川、手塚、ちば、小島、高橋、すえのぶ)」グザヴィエ・エベール+パスカル・ルフェーヴルコメンテーター=アリー・モルガン(訳=野田謙介)
「西洋的 「オタク」 についての覚書 ヨーロッパのマンガファンダム誕生における日本文化の 「芳香」 の重要性」マルコ・ペッリッテリ(訳=中田健太郎)
「シャールとヘラクレイトス、ニーチェ」吉本素子
唐作桂子 このみ真帆 / 選=辻井喬
「知の条件、条件の知」渡邉大輔
auther
publisher青土社 (2008-06)
design名久井直子
memo
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