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amazon: 間章 - 時代の未明から来たるべきものへEAN13: 9784901477697

間章

『時代の未明から来たるべきものへ』

 
ISBN/ASIN: 4901477692 , 9784901477697
版元/サークル 月曜社
出版年 2013-01-30
定価/頒価 4968円
デザイン 佐々木暁
装画 
本文イラスト 
 
 
間章著作集 Ⅰ


フリー・ジャズ黙示録

 解体と非連続の系譜
  地獄論への素描とその前書
  転形論への下降とその光景
  地獄めぐりの論理となしくずしとニヒリズムの戦略 迷路をわたる都市ブルースの変容とその回路
  地獄論の余白または自己破減と"なしくずし"への無限過程 (1)
  地獄論の余白または自己破減と"なしくずし"への無限過程 (2)
  地獄下りの諸相 ニヒリズムとデカダンスとの相剋 (1)
  地獄下りの諸相 ニヒリズムとデカダンスとの相剋 (2)

 フリー・ジャズ運動とその展開
  フリー・ジャズ戦略とその多様な地平変換と覚醒へのアマルガム
  エントピアの地平 イギリス・フリー・ジャズ・シーンをめぐって (1) AMMとSMEそしてIskra1903の周辺
  エントピアの地平 イギリス・フリー・ジャズ・シーンをめぐって (2) フリー・ジャズ・アナキスト群像
  「黙示録」の終りなさに向けての断章──地獄論回帰


ジャズの"死滅"へ向けて

 廃墟論
  ジャズの"死滅"へ向けて
  同一性と自同律について
  無関心と無感動について
  記憶と忘却──廃墟=私・論へ

 倫理論
  非命と流刑 死者そして滅びへの倫理 (1)
  非命と流刑 死者そして滅びへの倫理 (2)
  悪と滅尽への倫理 (1)
  悪と滅尽への倫理 (2)

 否定神学論または死論──"神と死"をめぐるブルジョワ思想批判ノート
  ニヒリズムと死の人類学/序
  死の人類学 "神と死"の埋葬
  "西洋"と"ロゴス"の殲滅 (1) ハイデッガー批判への視線
  "西洋"と"ロゴス"の殲滅 (2) ハイデッガー批判への方位
  個と幻影の終り──"変革"への道
  幻影から覚醒ヘ──"変革"への方位
  革命への「アナーキズム」ヘ
  「アナーキズム革命」の基礎とその存りか


季節の迷路から

 視線について
 「夜」そして朝の終り
 鏡の中の男との対話 (1)
 扉の向う側の砂漠そして冬
 ホモ・ヴィアトール(HOMO VIATOR)
 ジャズの終りがさらに遠い一日の中で
 敵とその所在について
 無季・非時
 ニューヨーク もうひとつの冬またはガラス玉の中の雪
 ニューヨークのフリー・ジャズそしてもうひとつの雪
 ひとつの旅または机の上の双眼鏡
 「一人の死者への手紙」 七六年・夏
 鏡の中の男との対話 (2)
 迷宮論 (1) 窓について
 迷宮論 (2) かごめ考
 迷宮論 (3) ルサンチマン
 迷宮論 (4) 固有者ブロッホの死
 破片録 石原吉郎さんの死
 『ジャズ・マガジン』休刊の彼方へ 最後の「季節の迷路から」にかえて


ジャズの末路への考現学

 非在へ向かう虚の穴
  アルト・サウンドの負性 (1) オリヴァー・レイクと身ぶり
  アルト・サウンドの負性 (2)
  アルト・サウンドの負性 (3)
  アルト・サウンドの負性 (4)
  声とテクネー/サックス奏法の探究 (1) サックスの本性そして宿命
  声とテクネー/サックス奏法の探究 (2) サックスの現前そしてアンビヴァレンツ
  声とテクネー/サックス奏法の探究 (3) サックスの奏法と戦略
  声とテクネー/サックス演奏における闘い
  「非在へ向かう虚の穴」後記

 排中律ピアノ論/ピアノの解体学
  無用の空箱──西洋としてのピアノ
  ピアノの解体そして異化
  ピアノの権力と強制
  ピアノヘの戦略とその異相 (1)
  ピアノヘの戦略とその異相 (2)
  ピアノの光景の此岸 (1)
  ピアノの光景の此岸 (2)

 異化のギター/「ジャズの崩壊」症候群
  破壊者の肖像──序にかえて
  異貌のギター 『受肉』への秘儀
  「肉」と「存在」の交錯と「受肉」への闘い
  「破砕」と「受肉」──ギタリストの系譜


非時と廃墟そして鏡

 「テロルとトポス」論 ジャズの現をめぐる二・三の断片的考察
  アルバー卜・アイラーの「サマータイム」をめぐって
  フリー・ジャズの思想と音楽の解放
  フリー・ジャズの諸相と現在

 解体と再生 反語的ロック・メディア論への素描またはロック分野における伝統と異化
  未明性としての伝統/伝統〈論〉への視線
  ロックとジャズの異相
  ロックにおける〈十九世紀〉の復権とクラシック音楽と現代音楽の影、そしてロックの地平

 チャーリー・パーカーの呪咀と終末論 即興演奏家の宿命としてのバードの存在と影について

 時代の未明から来たるべきものヘ ニヒリズムとアナーキズムをめぐるヨーロッパ・フリー・ジャズ・シーンの根底問題について
  〈ナルチスの鏡〉の超克と破壊─西洋音楽の最後の冬
  ニヒリズムの超克と来たるべきものの在処


ジャズの"死滅"へ向けて 最終稿

 ジャズの"死滅"へ向けて 最終稿
  ジャズの退廃と没落
  〈ジャズは死んだか?〉の制度性
  アナーキーな地平 デレク・ベイリーの示すもの
  ジャズの"死滅"の彼方

編集ノート 須川善行
『時代の未明から来たるべきものへ』収録原稿+関連原稿一覧
auther間章
publisher月曜社 (2013-01)
design佐々木暁
 
date2015 - 01 - 14
装丁: 佐々木暁
memo
produced by soredemo.org