『現代詩手帖 2012年06月号』
ISBN/ASIN: B0083IFRVI , 4910034430628
版元/サークル 思潮社
出版年 2012-06-01
定価/頒価 1400円
デザイン 毛利一枝
装画
本文イラスト
第55巻第6号
編集人: 亀岡大助
・現代詩手帖賞の詩人たち
大久保正博インタビュー「まがいものとして 帷子耀という時間」
ブリングル「午睡」
榎本櫻湖「悪趣味な便器の顔色をうかがう弁財天の描かれた浮世絵から」
岩尾忍「間で」
暁方ミセイ「極楽寺、カスタネアの芳香来る」
白鳥央堂「(まばゆい夏日、手にすくえるだけの言葉をこぼし、)余波を踏むもの」
高村而葉「銭湯平野」
奥津ゆかり「薄紙の蝶の水呑場」
文月悠光「Alternative」
佐藤雄一「相続人は、みどりちゃん、」
最果タヒ「夏/平均値」
望月遊馬「太陽のなかで方眼紙を包む娘のようにあばずれの美を想いたい」
永澤康太「さも美しい思い出のように」
廿楽順治, 宇田川新聞「鉄塔王国の恐怖」
三角みづ紀「啓示」
水無田気流「ニセモノガエリ」
小池田薫「女の脚」
杉本真維子「セキユ」
藤原安紀子「莢になるトリノメモとルカリテとぼくの物語り」
峠谷光博「もう一つの形成層」
コマガネトモオ「石英の可憐な使い方」
石田瑞穂「ネザーランド」
小笠原鳥類「落馬ではない。なぜか知らないが気絶して倒れた……」
本間淳子「汚れた水」
加藤律子「ゴーレムタワー」
柏木麻里「蝶」
福田拓也「下田の空、ダリの絵にあるみたいに……」
三浦優子「Vanilla」
田中久雄「肉視の虫」
高岡淳四「三月、私は前任校の卒業式に行った」
長谷部奈美江「猫」
河津聖恵「千年ノ赤ン坊」
小島数子「かすかな光のような笑み」
筏丸けいこ「夏の一日」
岸野昭彦「冷夏」
糸井茂莉「眠れない夜のために (夢の地勢)」
牧村則村「石蕗」
白石公子「玄関ではいつも」
倉田比羽子「ライデン、ライデン、ライデン」
沢孝子「自由の宿」
谷内修三「聴こえてくるのは」
宮園真木「母情」
沖浦京子「弟よ」
長谷康雄「バオバブの木」
矢崎義人「比喩の湿原では」
・第50回現代詩手帖賞
依田冬派「季節の名前を云おうとしてきみは愛と云ってしまった」
平田俊子+渡辺玄英「選考対談 相手に伝える意識、その工夫を」
石牟礼道子「おしゃら恋歌 祖さまの草の邑」
三井葉子「浦」
神山睦美「言葉への希望」
横木徳久「ポルトガルからの傍観者的考察」
粟津則雄「西行覚書」
谷合吉重「土地と詩(下)」
金子遊「ロバート・フランクの声の音楽」
佐藤雄一「態度がHIP HOPになるとき」
川上明日夫「故郷とは水の揺籃である」
関悦史「非在の陶器 植物のように」
山田航「『無能』という方法論 高島裕の戦略」
石田瑞穂「セカイを呼吸し、コトバをつむぐ」
山城むつみ「苦しみと政治学 (神山睦美『大審問官の政治学』)」
原成吉「ポストモダンの傑作、ついに完訳 (チャールズ・オルソン『マクシマス詩篇』)」
田中亜美「声たち/声 (関口裕昭『パウル・ツェランとユダヤの傷』)」
倉田比羽子「詩誌月評 見るものの位置、詩のことばの見方」
河野聡子「詩誌月評 横断的であることについて」
・新人作品 6月の作品
藤本哲明、久石ソナ、亜咲太化良、みいとかろ、作業員、疋田龍乃介、紺野とも、鈴木澪
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publisher思潮社 (2012-06)
design毛利一枝
memo
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