現代短歌研究会(編)
『〈殺し〉の短歌史』
ISBN/ASIN: 4891767871 , 9784891767877
版元/サークル 水声社
出版年 2010-06-20
定価/頒価 2940円
デザイン
装画
本文イラスト
田中綾「はじめに 刊行の目的とその経緯」
谷岡亜紀「〈殺し〉の文学・考―総論にかえて」
第1部 〈殺し〉の近代日本
田中綾「大逆事件と近代日本―管野スガと明治天皇の歌をめぐって」
松澤俊二「心理学から〈殺し〉へ―明治三十年代、『児童研究』誌上の短歌に着目して」
森本平「土岐善麿の〈殺し〉の歌―その記録性を巡って」
中西亮太「斎藤史『濁流』論」
福島久男「BC級戦犯のうた―木村久夫とカーニコバル島スパイ事件」
第2部 〈殺し〉の前衛たち
秋元進也「夢野久作「猟奇歌」の成立過程―東京、満洲、父・杉山茂丸」
田中拓也「〈殺し〉と鎮魂の間―山中智恵子初期三歌集から」
森井マスミ「匿名的な『殺し』の時代へ ― 森本平を中心に」
第3部 〈殺し〉の現在
大野道夫「六〇年・七〇年安保闘争のなかでの〈殺し〉の歌」
川本千栄「〈殺し〉の歌の底にあるもの―現代女性を中心に」
森本平「短歌と自殺」
黒瀬珂瀾「サカキバラからアキハバラへ―「殺人事件」の非短歌性をめぐって」
三井修「おわりに」
auther現代短歌研究会(編)
publisher水声社 (2010-06)
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